佐渡国分寺の旅(12)―史跡下国府遺跡―。佐渡の下国府遺跡は、二重の堀に囲まれた遺跡です。濠は幅2.4m、東西約32m、南北約36m。 溝は幅0.2~0.7m、東西約23m、南北約28m。この内部には、東西に軸を置く2棟の掘立柱建物が並びます。 出土品は、9世紀初めころの須恵器と土師器が多数。また「木」字墨書土器も一点検出されているそうです。 正方形のような遺跡は、現在このように整備。日差しが強く、暑くなっていたので、長居はできませんでした。