マンボウから宣言へ(16)―会話はお控えくださいませ―。歌舞伎座は、もうすぐ開演。緞帳が上がって、定式幕が舞台に掛けられました。そのタイミングで、職員の方がプラカードで注意喚起します。まずは、大きく「会話はお控えくださいませ」。「大向うもご遠慮ください」がいつまで続くのかは、気になるところ。さらに「マスクの着用をお願いいたします」とありました。 もちろん「携帯電話・カメラの電源をお切りください」も。これらの注意書は、プラカードの両面に書かれています。