快速べにばなの旅(9)―米沢城跡―。米沢というと、どうも上杉家のイメージが強い。しかし秀吉の時代までは、伊達家が本拠地を置いていました。伊達政宗のあとは、蒲生氏郷が支配。その後、会津に上杉景勝が入り、直江兼続が米沢城に入りました。関ヶ原の敗戦により、上杉家は120万石から30万石に減封。それより上杉が米沢を居城として、明治維新まで続きます。明治に入り、城址は松が岬公園として一般に開放。本丸跡には、上杉謙信を祀る上杉神社が鎮座しています。