春の東京(22)―平成中村座―。浅草寺の裏手に、巨大な仮設の芝居小屋が現れました。年末の羽子板市では、年の市の店が立ち並ぶところ。 現在公演中の平成中村座。亡くなった十八世中村勘三郎らが中心となって開始された歌舞伎公演です。 浅草を訪れたのは、ちょうど公演期間の始まる直前。芝居小屋のテントの外では、舞台の一部が制作されていました。 現在は、十八世の遺志を継いだ勘九郎、七之助らによって継続。また機会を作って、観劇したいと思っています。