大川小の真実と子どもに離婚することを伝える親の義務 | 離婚回避・夫婦修復・離婚相談110番! 広島の夫婦カウンセラー・行政書士が対応します

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広島で夫婦問題やカウンセリング、離婚法務を扱っています。
    





行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。




東日本大震災で多くの児童が犠牲となった

宮城県の大川小学校をめぐる裁判で、

仙台地裁は学校側の過失を認める判決

を出しました。


亡くなられた子どもは全校児童108人中74人、

教職員も10名が命を奪われました。


NHKニュース⇒■



「その時、何があったのか?」


残された親が真実を知りたいと思うのは

当然だと思います。




状況は違えど、親の離婚に遭遇してしまった

子どもたち、

子どもたちも真実が知りたいと思うのは当然です。


そんな子どもに親は子どもの年齢に応じてきちんと

説明する義務があると思います。





◆子どもたちに伝えるタイミング


子どもに離婚することを話すタイミングは、

両親が離婚を決心するのと同じくらい

難しいことがあります。



ここで、私たち大人が考えなければいけない

のは、結婚を終わらせるという決断がどれくらい

確かなものかということです。



なので、自分たちが「離婚する」ことを子どもに

伝えるタイミングは、


夫婦げんかの最中や、結婚問題をどう解決するべきか?

と考えるときではなく、


「離婚するという決意を固めた段階」です。




◆家族会議を開く


離婚の決意が決定的なものになり、

子どもに何を伝えるか考えがまとまったら、

家族会議を開く計画を立てます。



その条件として、


家族全員が疲れ切っているということもなく、

体調も悪くなく、また仕事の打ち合わせや、

学校行事や、その他の約束もなく、


ゆっくりと一緒に腰を下ろせるときを選ぶ

必要があります。


子どもの中には、話を聞いた途端に反応して、

質問をしてきたり、心配したり、涙を流したり、

怒ったりする子がいるかもしれません。



このような状況が予想されるとしても、

家族会議に十分な時間を取ることによって、

この重要な決断に本気で取り組んだことを

伝えられますし、


子どもの気持ちや不安に思っていること、

聞きたいことなど、なんでも話してほしいと知らせる

こともできます。



また、この重要な家族会議は家で開くことが

できれば、子どもは話し合いの後に、もし望めば

自分の部屋でしばらく過ごすこともできます。



そして、家族会議のあった当日、またはそれから

数日以内に、それぞれの親が、子どもと1対1

話せるように手はずを整えれば、子どもは救われます。


対話することによって、子どもを安心させ、子どもに

対する変わらぬ愛情を示すことができます。



その反対に、もし一方の親がすぐに家を出ていく

とか、仕事で出張する場合には、子どもはしばしば、

自分も捨てられてしまうのではないか?

思ってしまいます。





◆子どもの年齢は影響するか?



子どもの年齢も、彼らに真実を伝えるタイミングに

影響を与えます。


学校の上がる前か、あるいは小学校に通うぐらい

の小さい子どもなら、どちらかの親が出ていく

2週間~3週間前に告げるのがベストです。



それより年上の子どもや思春期の子どもの

場合には、家庭の変化によって自分が受ける

影響について色々と考えたり準備したりしなければ

ならないので、もっと時間が必要かもしれません。



親が家を出る1か月~2カ月前に話せば、質問する

機会もありますし、何が起きるとしても、それに対して

計画を立てることができるでしょう。




◆記念日等は避ける


このように感情が乱れがちな話をする

タイミングで見計らうときには、誕生日や

重要な祝日は避けるべきです。


もし、記念日などに悪い話を聞かされた

としたら、その思い出はいつまでも消えず

に残ってしまいます。



「クリスマスの日に、その話をきかされたの。。

その時まで、クリスマスは1年で1番幸せなとき

だったのに、これからはずっと悲しい季節になる。。」


ここは親が配慮してあげないと、家族が築いてきた

楽しい日が、悲しみの喪失の日になってしまいます。





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