行政書士 兼 離婚情報コーディネーターの中森です。
もし仮に妻が家を出て行った場合。
事態を収拾しようと思えば、
なんとか帰ってきてらうしかないのですが、
世間体を理由にしたり、
一時の気の迷いのような扱いをしたり
しないように注意しないといけません。
まず別居を宣言した妻は、既に『世間体』
というハードルを乗り越えており、
しかも周囲の心配や好奇の目を意識
しながら生活しています。
それを
「みっともないから帰ってこい!」
などと言われたら、仮に本音としてはちょっぴり
後悔していたとしても、自分の決意を軽く見る
ような態度に反発するのは当然でしょう。
それでは、
「ただひたすら頭を下げる」
のはどうでしょうか?
何が悪かったのかという認識(浮気や暴力など)
が共通の場合なら、それが一番でしょう。
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それに対して、
「何が悪かったのかはっきりわからない」
場合は問題です。
出ていった側にとっては我慢できないほど
の事態なのに、相手がそれをわかって
いないのですから、その認識のズレこそが
一番の溝かも知れません。
そういった状態で頭を下げても
「何を謝っているの?どこを改めるの?」
「何が悪いのかわからないのに頭を下げるの?」
「妻がいないと不便だから帰ってきてほしいだけじゃないの?」
などどたたみかけられて、
ひるんでしまうことでしょう。
このような場合は、
「なぜ相手がでていったのか?」
「なぜ出ていくまで気付かなかったのか?」
を考えてみましょう。
思い起こせば、相手の「最終通告」
を聞き漏らしていたことに気付くかも
しれません。
そのためにはある程度は考える時間が
必要でしょうし、
1人になって見えてくるものもあるので、
多少の別居期間も有効でしょう。
お互いに頭を冷やせば、やはり相手が
必要だという気持ちが戻ってくることもあります。
ただ、期限を決めずにズルズルと
別居期間が長くなってしまうと、
お互いタイミングを失ってしまうので、
問題が長期化・複雑化します。
別居する側もされた側も、そこを見誤ら
ないようにしなければなりません。
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をお伺いし、今後の対応策や心構えなどを
アドバイスさせていただき、一緒に解決策を
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