こっちは時間ないので、というか時間ないのにダイヤモンドSをしっかりやってしまい、しわ寄せでこっちは簡潔版という事になります。それではまず印の方からどうぞ。
◎メイケイエール
○ナムラクレア
▲ジューンオレンジ
☆モズメイメイ
△テンハッピーローズ ウインシャーロット プレサージュリフト
今週で最終週だがDコースに替わることである程度は時計が速くなりそう。とは言っても既にだいぶ時計は掛かっているので速くなっても多少、という程度だろうし外回りは差しが決まっているので劇的に何か変わるという事は考えづらい。あるとすれば仮柵の移動で内が保護されてイン前の粘り込みというところか。
本命はメイケイエール。京都芝はなんだかんだベタに行った方が正解のようで、トニービンが強い先週の京都記念でも穴をあけたのはステイゴールド。やはりプリンスリーギフト、サーゲイロードの柔さで下るのが強い。このレースも1400での施行となった16年以降の成績を見てもこの辺の血が強いしやはりケアすべき。メイケイエールは父がミッキーアイルだがハービンジャーなどのしなやかさも受け継いでストライドで走るし本質はマイラー。あんな性格じゃなければ1200を走る事はなかっただろうし1800や2000を試した世界線もあったと思っている。今はもう短距離のラップ構成に慣れてしまって追走は出来るが脚が溜まっていないし、やはり1200よりは1400で買いたくなるタイプ。サーアイヴァーのクロスを持つので京都外は走法と血統から合っていると思うし、ディープ×ハービンジャーは息長く走る傾向が出ていて年齢的な衰えは決してないだろう。追い切りでも手前が替わるまでに時間は要したが動きは良かったしコースで4Fしか時計を出さないのはいつも通り。最近は以前ほどムキに走る事が無くなってきたし、牝馬相手なら折り合いバッチリとは言わないまでも暴走しない程度の手綱ガッチリで脚が溜まれば上位のチャンスはあるはず。
ナムラクレアも1200のスピードレンジに慣れてきたが本質は1400にある馬も。外回りよりは内回りかなと思うけど平坦は歓迎。別定56㌔なら崩れはないと見たい。
穴っぽいのはジューンオレンジとモズメイメイ。ジューンオレンジはジャスタウェイ産駒ではあるが母父がシンボリクリスエスなので京都もこなすハーツ持ちだと思うし、前走やこれまでのレースぶりから1200よりは1400が適性ではないか。前がある程度いるので展開は楽ではないだろうがリズムよく運べば。モズメイメイもやはり1400型のイメージで、外回りがどうかと思うが、孫の代でも成功しているディープ×ストームキャットで時計は速くても大丈夫。Cat Chatの子供たちはフォーントリックの血を受けたタイプが多い早熟に出やすく、明け4歳の成長が課題。
テンハッピーローズはエピファネイア×プリンスリーギフトなので京都では注意。ウインシャーロットは久々だが成長力を秘めた血統だし広いコースもこなす。前受けできるトニービン持ちなので気を付ける必要はある。プレサージュリフトは距離が課題だが京都適性は高い血統。ソーダズリングはスローの前走で弾けきらなかったし2走前も48.7-45.0という超後傾ラップのマイル戦だった。1400の流れを追走して更に、という印象があまりない。