中山ダート次走注目馬 1/13,14 | NAKAMEの中央競馬重賞予想

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データと血統を中心になるべく穴っぽい馬を狙うスタイルです

やります。冬の中山も残りわずか。頑張って復習していきましょう。

 

 

とゆーわけで中山ダート次走注目馬のコーナースタート。

 

 

1/13

ペイシャスウィフト 勝ったチャコールもこの馬もアースイオス組で、先行勢は短い距離で馬券になっている傾向。序盤からしっかり流れに乗って1200に対応できたし、最後は脚が上がったが初の1200であることを考えればまあ悪くはないだろう。土曜の中山ダートは全体的に時計が出やすいコンディションで走破タイムを鵜呑みにはできないが、牝馬限定なら通用していい時計なのは間違いない。東京なら1300で、中山続戦なら1200で上位になれそう。血統から時計の出る馬場の方が良いかもだが、平坦よりは急坂か。

2R

タンゴノワール まず大前提としてこのレースのレベルはかなり低い。馬場に対して上がりが掛かりすぎだしそもそも前走で掲示板に入ったのが1頭だけというメンバーでレースの質が下がるのはある意味当たり前。なのでこの馬の4着を額面通りに評価することはできない。ただ直線では狭くなる場面があったし、母がアリバイのクロスを持ち父がホッコータルマエなので距離を延ばして良さを出す可能性はある。これも強い相手がいない時、という前提は付いてしまうが権利は取れたし相手次第で東京ダ2100で狙える時があるかもしれない。

5R

ガルーダフラップ 関東のデビュー戦らしく緩いペースのままで時計も平凡。この馬としては大事に乗りすぎた感が強い。序盤から中盤にかけては強く手綱を握っていて折り合いを付けようと必死だったように見えるが、母がヘイローの4×5でこの馬自身はヘイローの5×5・6、ミスプロの5×5。全体的にスピードを増幅させた構成と言え、今回のようなお行儀よく馬群で折り合ってラストに速く脚を使いましょうという競馬は合わない。距離もマイルでもいいと思うし、好位からスピードを活かす競馬をすれば違う結果になるのでは。

 

1/14

3R

ミルミナーヴァ ヘニーヒューズらしく初戦のここはテンに進まず、道中も促しながら肩鞭を入れたりしてなんとか進ませていた。3角では外の馬にぶつかったりと、とにかく幼さが目立つレースぶりに加えて4角では外6を回しながら一気に先頭に並びかける大味な競馬。流石にラストは脚が止まったが、常識的に追走出来れば次は更に良くなりそうな内容だった。血統面からはやはりヘニーヒューズ×アグネスタキオンのニックスが光る。良質な短距離馬になっていきそうだし晩成だとは思うがこのクラスを勝つ力量は持っている。関西馬なので恐らく次は関西圏。京都よりは阪神の方がベターか。もし東京なら1300か1400の方が良いだろう。

4R

ニシノネライウチ 心房細動

ヴァイザーブリック 勝ち馬から大きく離されたし時計の水準以下でタイム面から強調したいところはない。ただこのレースの前半3Fは36秒9と新馬戦としてはまずまず流れていて、先週のようなダッルダルのお散歩ペースではなかった。その中でこの馬は入りこそ上手に走れていたが、2角辺りで前の馬の内側に入れた時に掛かるような感じになり、やや冷静さを欠いた。この辺はブリモルが持つ馬群がダメな典型的なシーンだったと思うけど、3Fが新馬としては流れた方だっただけに、そこを過ぎてから掛かり折り合いを付けられなかったのは痛かった。初戦からクロス鼻革着用でパドックの隊列の先頭を歩いたりと相当面倒というか難しい馬ではあるのだろうが、この内容で掲示板を確保した点は評価したい。ノーザンダンサーが煩く、それだけにマキャヴェリアンの存在は大きい血統。外からリズムよくという競馬が出来ればパフォーマンスは上がりそう。後は誰を乗せるか。

6R

ゲキザル 見た目にもわかる通り直線で派手に狭くなり急ブレーキ。このレースは34.4-37.5のスローで結果差しの決着だから前がだらしないし1勝クラスとしては結構底に近い構成だったかなと思う。なので不利を受けて力を発揮していないから次まともなら上位確実ですとは言えないのだけども、ラストの脚は毎度確かに使える馬だしクラス上位の馬がいる6月から徐々に月を経て着順が上がってきたように、現級での能力自体も相対的に上になってきている。ザファクターに非ノーザンダンサーの母父という配合もベター。専ら1200近辺に拘って使われているので次は中山か中京のダ1200狙いだろうが、それに出てくれば見直したい。

 

 

こんな感じですかね。まず土曜は結構時計の出やすい馬場になっていて、昨年12月の開催も全体的に時計は出やすかったけど、それと同じくらいかもっと速いくらいの感じ。割と高速決着だったと思う。日曜よりも時計が掛かりやすくなってはいた。ただタフっていう程ではなかったかな。風の影響もあったかも。日曜の中山5Rは前走着順のいい馬ばかりで頭数も多くて質の良かった1戦だったと思うけど、中山ダ1800の未勝利戦とか見てると、こっちにもそういう馬を回してほしいなと思いますね。ジャニュアリーSはやっぱり前半3Fが遅くて、この路線の限界を感じるメンバーと内容。もっとゴリゴリに削りあうレースが見たいんですけどね。リメイクには本当に頑張ってもらいたいという思いがより強くなりました。