自己犠牲の精神を忘れた愚かな論調を疑う(1) | 中丸啓オフィシャルブログ Powered by Ameba

自己犠牲の精神を忘れた愚かな論調を疑う(1)

中丸啓です。



中丸啓の公式ブログからBLOGOSに掲載された記事に対して公営にも偉大なギャグ漫画家として著名な林よりのり氏等から意見投稿があったので、中丸啓からも意見を言わせていただくことにします。

【小林よしのり氏の投稿より】

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実際の戦争で戦うのは権力者ではなく、兵隊すなわち国民です。

そのために世論を説得し、我が国は戦争を望んでいるわけでは無いが、

敵が攻めてくるので、防衛のために戦争をするのだと信じ込ませる

必要があります。


■「実際の戦争で戦うのは権力者ではなく、兵隊すなわち国民です。」



この表現は左翼活動家がよく用いる手法に酷似しています。


自衛隊員が日本国民であることは勿論ですが、日本国の自衛隊は志願制度であり、入隊時の宣誓として、 

「私はわが国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、


日本国憲法及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、


常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、


政治的活動に関与せず、強い責任感をもって専心職務の


遂行にあたり、



事に臨んでは危険を顧みず、身を持って責任の完遂に務め、

もって国民の負託にこたえる




ことを誓います」。

当然ながら、この宣誓を行うのは「自衛隊員のみ」であり、

国民すべてではありません。


これを同義に扱うことで感情的な議論へのすり替えを意図的に行っていると感じざるを得ません。



「信じ込ませる」の表現は政府の悪意があるように感じさせる表現で意図的なものではないでしょうか。

このような表現は小林氏以外でもよく見られますが、まるで日本政府がデマをまき散らせているように曲解を促す表現としか思えません。


現実は、実際に南シナ海ではすでに中国が造成する人工島に移動式の大砲が2門あることが分かっています。

(米軍の偵察機が約1カ月前に撮影した画像に写っていた【日経新聞2015/5/30 10:36配信記事】)こと、毎日のように尖閣諸島周辺に

中国の公船が領海侵犯を栗化している事実、そして中国の国家戦略を見れば、対処の必要性が急務なことは、だれの目にも明らかです。

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【(2)へ続く】