養護施設生活経験者のなかまきひさえです。
親元を離れて生活した時期があります。
親の話が出る度、私の口から出るのは、
親への恨み、辛みでした。
親を否定し、親への嫌悪感丸出し、もう止まらない。
出るわ、出るわ、わんさか、わんさか、
やめられない止まらないかっぱえび○ん状態です。
その度に、人生の諸先輩方達
(お店の会員さん)から
「生んでもらっただけで”ありがとう”だよ」って
出た!いつものお決まりのセリフです。
耳タコです。(聞く耳持たずの私です)
なので私も、お決まりのセリフで返します。
「生むだけなら、犬でも猫でも出来ますよね」
ワンちゃん、猫ちゃん、ちゃんと育てるよね。ごめんm(_ _)m
それがお決。りの会話のパターン。
最悪でしょ、聞いていて不快感抱くよね。
私のディスリは回を重ねるたびに迫力を増す。
それでも周りの人達は、じっ~と聞いてくれてた。
優しかった。
でも、その時は”うざい”としか思えなかった。
何も知らないくせに…とさえ思った。
恨み、辛み、憎しみ‥‥親にはそれしかなかった。
でもね、ホントはね、そうじゃないって、
質問される度に気付かされてしまう。
そんなホントの心に気付くのです。
声を大にして叫びたかった事って認めたくない、
受け入れるのに抵抗したくなる、そんなホンネだった。
あのときの私。小さな小さな私がね、
/
さみしかったよ~
一緒にいたかったよ~
ひとりは嫌だよ~
ぎゅっ、ってしてよ~
\
って、まさかの…感情。
すると、チカラが
すっ~と、抜けました。
今まで力んでいたんだね。
それがわかった瞬間。
母に捨てられたと思い続けてた日々から
開放された?
自分のホントの気持ち、奥に閉じ込めていた思い、
受け入れる事が…出来たのかなぁ?
まだまだかなぁ〜
昨日は母の日。フラットな気持ちで
母に会えた日。不思議な日。
ホントの気持ちに向き合おうと決めた。
親との関係で作られていった
私の捉えぐせ。
向き合うには、まだ、まだ、先は続きそうです。
人生をかけて、こじれたココロをふわっと、溶かす、
自分と向き合う時間を作ると決めました。
では。
また。