”軽量鉄骨下事工事(LGS)”と
”石こうボード”や”ケイカル板”など
【天井や壁】の内装建材を施工しています
㈱中島内装の中島です
この業界で培ったノウハウを
気になるアナタにお届けします
少しでもお役に立てることが
出来れば嬉しいです
それではいきます
昨夜に建設業で衝撃的なニュースが
北海道で施工している複合施設
施工不良が発生しているにもかかわらず
虚偽の報告をしていることが発覚
工事のやり直しが発表されました
このニュースを通じて
今の建設業の”闇”が改めて
浮き彫りになったと感じてます
報道ベースだけど
問題が発生した建設会社は
工期が遅れることを恐れ
数ミリ程度の精度不良なら
品質上問題ないと考えた
と説明しています
・・・工期ねぇ(;・∀・)
ちょくちょくお話するけど
”工期”という概念を考え直しませんか?
今回の件でマジで痛感したことです
元請け会社さんは工期を含めて
施主と契約を結んでいます
元請け会社さんも工期に間に合わすよう
スケジュールを調整しているけど
やはりつくっているのは人間
100%うまくいきません
何らかの原因で工事が遅れてしまう…
まだ傷が浅かったら調整できるだろうけど
どんどん傷口が広がって
火の車になってしまうケースは数知れず
虚偽の報告をしてしまった方は
おそらく傷口を広げたくないと思い
トンデモナイことをしてしまったのでしょう
工期が遅れてしまう要因として
さまざまあります
・資材の調達の遅れ
・人手不足
・技量不足
これら3つがほとんど
(無謀な工期での契約もあるけど)
わたし自身も何度か工期が
非常に厳しい現場を経験してるけど
先程あげたモノが要因でした
先週たまたま火の車の
現場のことを話しました↓
工期がない現場はみんな余裕がなく
焦って周りが見えなくなっている状態
そして更に焦ってしまう・・・
そんな悪循環ができてしまい
”間に合わないから人入れて”と
安直に人を増員すれば終わると
錯覚が起きてしまうわけで
やるせない気持ちになります
いち建設業に携わる者として
今回の件はこれっきりで
良い方向に進んで欲しいけど
建設業の仕組みを根本的に
変えていかないと同じような
事象は絶対に起きるでしょうね
建設業がこれ以上
悪いイメージにならないよう
切に願います
今日はこのへんで
ご覧いただきありがとうございます
これからも宜しくお願いします
建設系内装工事にて