超党派「適切な遺伝医療を進めるための社会的環境の整備を目指す議員連盟 | 中島 かつひとのブログ

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健康な日本に再建

私が事務局長を務める、超党派「適切な遺伝医療を進めるための社会的環境の整備を目指す議員連盟」通称「ゲノム議連」総会を開催しました。





現在、全ゲノム解析研究が国策として進められ、ゲノム解析や遺伝学的検査が急速に医療の現場で展開され、遺伝情報・ゲノム情報に基づき、個々人の体質や病状に適した、より効果的・効率的な疾患の診断、治療、予防が可能となる「ゲノム医療」の実現が様々な診療領域で広がっています。


一方で遺伝情報・ゲノム情報は生まれながらに持っていて、生涯変化せず、子孫にも受け継がれ得ることから、遺伝情報・ゲノム情報により差別や社会的不利益がおきることを防止し、国民が安心してゲノム医療を受けるために社会環境の整備、法的整備が必要です。

しかし、我が国において社会環境の整備は個人情報保護法による対応に留まっています。


議連では何年もヒアリング、議論を重ね、「良質かつ適切なゲノム医療を国民が安心して受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法律案」を取りまとめました。


議連顧問の塩崎恭久元厚労大臣、会長代行の丸川珠代参議院議員、会長代理の秋野公造参議院議員とともに、私は引き続き事務局長を務め、今国会での成立を目指します。