私はNHKドラマ「ハゲタカ」を数日前に初めて見て、あまりの面白さにすっかり魅了され、株を買おうか迷うようになりました😅

金融の勉強になるので皆さん、是非「ハゲタカ」を御覧ください。

その際に大事なことは、2007年のNHKドラマを先に見て、次に2009年の映画を見ることです。

これらは続編であって、それぞれ別の話ではないからです。

先に映画を見てもまったく意味が分かりません。

 

大森南朋さん↓

 

 

映画版、玉山鉄二さん↓

 

 

原作者の真山仁氏↓

 

 

ちなみに、私が見たのは主役が大森南朋さんのバージョンです。

2018年の綾野剛さん主演のハゲタカはまだ見ていません。

 

実は私は大学時代から有価証券に投資したいと考え、色々勉強してきました。

それほど本格的ではありませんが、まあまあ詳しい方だと思います。

私は、投資しないなら給料しか収入源がありません😭

 

一般的に、優良企業が不祥事を起こして一時的に株価が暴落した時にその会社の株を買うと良いと言われています。

不祥事ではありませんが、コロナで観光業や飲食業は大打撃なので一時的に株価が下がっているのではないかと思うのです。

そこで、私はオリエンタルランドの株を買おうか迷っています😅

(*個人が思うだけです。投資は自己責任です。)

 

そこで、元証券マンでテーマパーク好きな方に相談しましたら、次のような解答を頂いたので、皆さんにも共有したいと思います。

良かったら参考にして下さい。

 

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(中島の相談内容)

 

オリエンタルランド株を買おうか迷っています。

コロナで業績低迷しているので、今が買い時ではないでしょうか。

私の場合、株主優待は目的ではありません。

配当金(インカムゲイン)と売った時の利ざや(キャピタルゲイン)で稼ぐことが目的です。

株で損しても株主優待を受けられればいいという考えではありません。

投資しないなら給料しか収入源が無いんです😭

私が詳しい業界はテーマパーク業界だけで、他にそれほど詳しい業界は無いです😭

 

 

(解答ここからほぼ原文)

 

オリエンタルランド株について私は次のように考えています。

(*この私は中島ではない。)

2015年3月に株式分割 1株 → 4株
この時の大まかな株価が6,500円でした。

この時期は、USJがハリーポッターと進撃の巨人で大当たりした時期です。
そして、USJは株式上場から米ユニバーサル社に全株式を譲渡(買収)することになった時期でもあります。
USJは人気アトラクションのフライングダイナソー、ミニオン、スーパーニンテンドーワールドを追加し躍進しました。

 

ハリーポッター↓

 

 

ミニオン↓

 

 

 

オリエンタルランドはそれに対抗するため、美女と野獣エリア(総額約600億円)のための資金調達が始まったと考えられます。
私は基本的に株価の目安として黄金比を使っています。

黄金比は1:1.618 です。

1回目 6,500 × 1.618 =10,517円 

ここは2018年から2019年にかけてもみ合っていました。

2回目 10,571円 × 1.618 = 17,016円 

この水準は私がレポートで書いたTDR16,000円の根拠となった数字です。

 

 

 

 

2023年オープンのファンタジースプリングに2500億円を投資したので、27,532円までいくのではないでしょうか。

 

ファンタジースプリング↓

 

 


私は、株式分割があれば買いだと思います。

16,000 ÷ 4分割 = 4,000円  

100株、40万円で買えますので、キャピタルゲイン70万円は固いと思います。

懸念材料とてはファンタジースプリングの世界に少し偏りすぎていて、ディズニー本来の冒険やアドベンチャー要素が、少し弱くなっている気がします。

ただ、米中の関係悪化は今まで中国との蜜月だったハリウッドの業績を直撃します。
多分、米ディズニー社は映画事業も、上海ディズニー・香港ディズニーも先行きが不透明になると思います。

そうすると、米ディズニー社がオリエンタルランドを買収したい可能性はかなり高いと思います。
現在の業績よりも分割と買収の期待が持てるのではないでしょうか

健闘を祈ります。

(*投資は自己責任です。)

 

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(ここから中島の補足説明)

 

ハリウッドの映画関連業界にいて、米ディズニー社や米ユニバーサル社などの大手映画会社の人と仕事で関わっていた方からお聞きしたのですが、

 

ハリウッドで有名なのは、

①米ディズニー社は「オリエンタルランドがちっとも言うことを聞かない」と苦々しく思っている。TDR大成功で発言権を増したので言いなりではなくなった。

東京ディズニーリゾートの経営権・運営権を握りたくてしょうがない。

③でもオリエンタルランドが手放すわけない。

ということだそうです。

 

もしチャンスがあったら東京ディズニーリゾートの経営権や運営権は欲しいに決まってます。

「香港にディズニーランドを作れば東京のようになるはずだった」と設立前に思っていたはずですが、香港ディズニーは思ったより人気が出ず苦しい経営状況です。

そんなわけで、東京の経営権・運営権を握りたいのです。

 

ちなみに、米ディズニー社の社風は資本主義の権化(ごんげ)と私が定義しました。

いかに儲かけるかしか考えていないようなトップマネジメントです。

 

テーマパークの現場のキャストはホスピタリティあふれる接客、アトラクション開発のイマジニアは夢を実現するような夢のある世界観です。

あくまでトップマネジメントはアメリカ型資本主義そのものです。

(*私は資本主義なので、それを否定していません。)

 

この本に、米ディズニー社の会長兼CEOを21年間務めたマイケル・アイズナー氏の考えや施策が書かれています。↓