前回の記事では基本構成をご紹介いたしました。
今回はスポーツ用など基本構成から変更する場合をご紹介いたします。
まずは芯材の追加から。
これは自転車用に芯材を追加した画像です。ロードバイク、マウンテンバイクなど競技用にも対応できます。
母趾球の下まで硬めの芯材をつけ、安定感の向上と力の伝達を良くする効果があります。
ソールの硬いサイクリングシューズでは母趾球下までの追加は必要ない場合もありますが、マウンテンバイクなどではつけた方が感触が良いです。
芯材の厚さは約1㎜です。厚さが気になる場合は底側のクッション材を削って調整します。追加料金は\1650です。
これは自転車用の芯材ですが、他の場合でも芯材追加は\1650の追加料金になります。
次にクッション材の変更です。
基本構成はPORONですが、スポーツ用では高反発クッションに変更がおすすめです。
青いクッションがマルチフォームです。衝撃吸収性と反発力のバランスが良いです。PORONよりも軽いのもスポーツ向きです。
追加料金は厚さ2㎜で\1100。3㎜は\1650です。
こちらはマルチフォームよりも反発性重視のルナソフトです。
厚さは2㎜のみ。マルチフォームよりは少しだけ重いです。追加料金は\2200です。
クッション材変更は以上です。
トップカバーです。
こちらは2種類あります。色は黒です。
基本構成ではバイオガードという素材です。
表面はサラサラで汗を素早く吸収します。サラサラな分、少しだけ靴の中で滑ります。靴への足入れは良いので基本構成はこちらです。追加料金はありません。
もう少しグリップ感が必要な場合はこちらです。
マイクロスエードに変更可能です。バイオガードよりも滑りにくく、高級感もあります。スポーツ用ではあえておすすめはしませんが、ウォーキングにはおすすめです。
追加料金は\330です。
以上が基本構成から変更した場合の素材と料金です。
ちょっとややこしい料金体系ですが、某コーヒーショップのカスタマイズのようなものと思っていただければ良いかと思います。
カスタマイズの例です。
用途 ロードバイク
基本料金 \7480
芯材追加 \1650
クッション材変更マルチフォーム2㎜ \1100
トップカバー無し ▲\330
合計\9900
用途 ランニング
基本料金 \7480
クッション材変更マルチフォーム3㎜ \1650
合計\9130
用途 登山
基本料金 \7480
芯材追加 \1650
トップカバー変更マイクロスエード \330
合計\9460
こんな感じになります。
芯材追加は製作時間が少し長くなりますが、おおむね40分以内にはお渡しできます。
また、イベントでの出店時も製作いたしますので気軽にご相談下さい。