主管者合宿 | 北海道山奥出身の中小企業診断士 田中 一歩を進める!

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北海道田舎出身の企業内診断士の愚痴を聞いていただければ。

本日は主管者合宿のため、研修施設にきております。この研修施設ができた時は、その充実した設備のすばらしさに感動したものですが、ここで行われる研修、会議、合宿と称される宿泊を伴うディスカッションは魂をすり減らす内容がほとんどで、当時の感動はどこへやら、今は駅に着いた時点で気が滅入ってくるようになりました。

 

駅にはマイクロバスが待機しており、得体のしれない収容施設にに連行されていく気分でした。

 

研修施設に到着し、早速合宿が始まりました。今回は各セグメント毎の主管者でチーム編成され、前年度の中期経営計画のレビューおよび2024年の当該計画の方針、戦略をまとめ、報告することになっています。

 

こんな密な内容を1日半の短期間に発表できるところまでまとめなくてはなりません。毎回、ここの研修では徹夜近くなるので、今回もそのパターンの雰囲気が漂っていました。

 

このため、お題については自分の意見をある程度まとめておいたのですが、直前まで春闘交渉に付きっ切りだったので、平凡な内容になっており、切れが全くありませんでした。

 

しかも、強者ぞろいの主管者ですので、中々私も自分の意見を主張しきれず、議論の主軸に絡めませんでした。議論の途中で役員が様子を見に来ていたのですが、その際にもまともな意見が言えず、久々に自分の実力の無さに凹むディスカッションでした。

 

せめての爪痕を残すため、ディスカッションの発表者を買って出ました。ディスカッションは夕飯を食べてからも続き、何とか夜の9時には終わりました。ただし、発表できる内容にするにはパワーポイントのブラッシュアップが必要です。

 

しかし9時からは懇親会でお酒が入りますので、夜の間は無理です。朝早く起きて対応することにしました。

 

懇親会では疲労困憊で、かなりヘロヘロになってしまいました。日付が変わる時刻に懇親会はお開きになり、そのまま行き倒れになりました。

 

薄れる意識の中で目覚ましだけ朝の5時にかけて寝ました。そして、朝5時に起きまして、パワーポイントの追加、修正を進めました。

 

途中でイノベーションのジレンマ的な事例があったので、診断士の勉強の課題図書であった「両利きの経営」のイメージ図を追加しました。

 

そのほか、文言を自分が報告しやすい表現に修正し、あとはひたすら発表の練習をしておりました。発表内容が頭に入り、口もなじんだ感じがしたところで朝食の時間。

 

朝食を食べてから早速発表でした。発表はできれば早い方が良いと思っていましたが1班だったのでトップバッターでした。ディスカッションでは存在感を示すことができなかったですが、発表は自分の言葉で良い発表ができました。

 

質疑ではかなり押し込まれましたが、メンバーもアシストしてくれて乗り切りました。

 

発表は各班で攻め口が違ったり1点突破で対応するなど、曲者ぞろいの主管者ならではの発表でした。ここでの合宿はつらい思い出しかありませんが、毎回得られるものがあります。

 

魂が抜けた状態で合宿は終了。午後はそのまま本社に拉致され、午後から生産技術発表会。私はオブザーバーとしてコメントを求められる立場だったので、発表に対してコメントをしました。

 

うちの主任も発表しました。他の部署は部長クラスが報告していたのですが、それに引けを取らない内容で素晴らしかったです。質疑応答でも称賛の意見が多く、鼻が高かったです。

 

そして夜は再び懇親会。金曜日だったので2次会、3次会は確定と思っていましたが、今回はすんなりお開き。予想外に時間ができました。

 

このため、実家の帰りの途中で下車し、南柏のすみれに行ってきました。すみれのサウナ5セットでととのい、湯上り処でビール行かせて頂きました。

 

今週はよく頑張りました。実家で爆睡できそうです。

 

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