おこんばんは。
なほ☆”です。
帰り道。
22時頃。
少し大きめの
交差点で右折待ち。
夜だったので
人も車もまばら。
車が途切れて
右折しようとして
横断歩道の前で待機。
渡ってらしたのは
白杖を持った男性。
薄い色のめがねを
していらして
歩行速度も速く
全盲ではないのかな?と
お見受けしつつ
無事に渡られるかが
気になりました。
後続車がなかったので
自分の車の前を
通過されたあと
時間にして数秒間の
ことだったと思いますが
横断歩道の手前で
停まっていました。
ほかに通行する人
いないかも確認して
発車しようとしたとき
交差点全体が
ぴりつく状況が発生。
横断歩道の中盤で
そのかたの進行方向が
交差点内へとずれていく。
そのまま進まれると
交差点の真ん中へ
侵入してしまう。
車の中にいても
信号待ちをしている
停車中の車も含めて
その場所 全体の緊張感
伝わってくる雰囲気。
これまたおそらく
数秒間のことですが
そのかた以外その場の
時間が止まっているような
そんな空気でした。
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この場合
車から降りて
かけつけることが
正解なのか危険なのか
迷っている数秒後
自転車で通りかかった
作業服の長髪の男性。
まるで最初から
そうすることが
決まっていたかのように
自然な流れで自転車を
停車させて走り出して
交差点内へ侵入して
その男性を抱えるように
歩道へと誘導?されました。
その場の張りつめった
緊張した空気はとけて
また車の中にいても
その場の車の中の人が
ほっとして拍手でも
しているかのように
空気が緩むのを感じました。
気が付けば信号が
変わっていて
私もそのままでは
道路交通法違反です。
ゆっくり発進しながら
ちらちらと様子を
うかがっていました。
その場のすべての車が
男性ふたりが歩道へと
たどり着くまで
停車していたことも
優しい空間でよかったと
心底 思えた夜でした。
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みなさまが少しでも
安全で平和に
過ごせますように。
おやすみなさい。