五月も終わりが近づいてきました。
今年、中学に進学した生徒にとっては、初めての中間テストの頃でしょうか。
新入生も新しい生活に慣れ始めた頃かと思います。
さて、中今塾での入会は、随時ですので、新学年という区切りはありませんが、新しく入会される人があると、道場の雰囲気が変わります。
新しく入会された方にとっては、合気体操、受け身、膝行法、入り身、転換法、それにそれぞれの技等、覚えることがたくさんあって大変ですが、指導する側、稽古相手にとっても、いい刺激であると思っています。
指導者、稽古相手にとっては、新入会の方に、説明するにあたって、基本動作や技などをもう一度、初心に戻って、見直してみるいい機会であると思います。
準備運転として行う合気体操等も、一つ一つの動作の意味等も、よく理解しておかないと、新入会の方から質問があった時に、答えられません。
教えることは、学ぶことであり、自分の合気道への理解を深めるいい機会だと思います。
ところで、合気道の稽古は、3人より5人、5人より10人と、多くの人と一緒に稽古するのが楽しいものです。
いつも鴨谷道場の稽古の後、「楽しくなければ合気じゃない。笑え!!」と声高らかに笑います。
合気道の稽古は楽しいものです。
楽(らく)をするから楽しいのではありません。
楽しさの中にも厳しさがありますし、また、その厳しさの中にも楽しさがあります。
稽古時間のひと時、日常のことは忘れて、稽古に集中するから楽しいのです。
この楽しさをともに分かち合える楽しみの輪を広げましょう!!