『昆布のぐい吞み』製造急ピッチです | 飯寿し屋おやじの独り言

飯寿し屋おやじの独り言

飯寿しや魚醤などと言った、
北国の食文化を創造し生業としている弱小企業の経営者の独り言です。
当社の息吹が少しでもお伝え出来れば幸せです

朝のどんよりした天気からようやく、晴れ間が覗いて来た当社地元、北海道伊達市です。

ただ、気温がまだ15度前後と、いわゆる「リラ冷え」が続く今週です。

 

さて、当社中井英策商店は今、何を作っているのか?

と言いますと、今週は北海道産昆布の粉末を練って生地を作り、お猪口の形に成形して

乾燥させた「昆布のぐい吞み」を毎日、コツコツと少人数で製造しています。

 

この「昆布のぐい吞み」は、当社先代社長の故中井英光が、当社工場前浜に打ちあがる

昆布を拾いながら、「この昆布で何か面白いものが出来ないか?」と考えた挙句、思い

ついた商品で、そう考えると発売から35年を数える当社でもキャリアを積んだ商品です。

 

製法は、北海道産昆布を乾燥させて粉にし、それに小麦粉や上新粉などを混ぜて生地を

作り、成形機で円形に成形して乾燥させ、仕上げに寒天を塗って乾燥させたもので、

北海道函館の名産「いか徳利」の昆布版ともいう商品です。

 

この昆布のぐい吞みに、熱燗やお茶を入れて飲むと、昆布の香りを楽しみながら美味しい

お酒やお茶を楽しめるというユニーク商品で、地元の道の駅や観光土産店、観光ホテル

売店などで販売しており、観光客向けのお土産として人気の商品です。

 

単純な発想で、一件単純そうな商品ですが、作り方にコツがあり、このコツを掴むのに

チョットした経験が必要な商品なんです・・・これが・・・。

 

是非、ご興味のある方は当社までお電話頂ければと思います。

お土産品でもある関係で、当社ネットでの販売は現在行っておりません。

 

そう考えると、キンキのいずしやこの昆布のぐい吞み、牛肉を使った飯寿司のビーフ・

ズーシーなど、当社オリジナルのオンリーワン商品が多い当社の面目躍如といった

感じでしょうか・・・・。

左が大、右が小サイズ