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自閉症スペクトラム&境界知能と告知された

小学校普通級1年生の娘との日常を綴っています。

娘について



放課後等デイサービスの男女3人グループの2回目授業日に【男の子とのトラブル】が起きてしまいました。


その後、別の曜日の授業中、放デイの先生に面談の時間を作ってもらいました。私の頭の中では様々な思いが渦巻いてしまい、それを吐き出させてもらいました。


(ブログに書いてみましたが、まとまりのない内容になってしまいました。すみません…)


誰も悪くない

男の子が癇癪を起こしたり授業に参加できなかったりするのは、何らかの障害による特性なので、仕方が無いことです。

男の子の保護者や先生は、男の子の気持ちを尊重しながら授業に参加するように促していました。結果的に参加できませんでしたが、保護者や先生の対応は間違っていないと思います。

娘は男の子を拒否するような発言をしてしまいましたが、まだ2回しか会ってなくて信頼関係の無い相手が、ずっと教室の外にいたのにいきなり入ってきて途中からゲームに参加しようとしたので、それを受け入れられないのは仕方が無いです。(と、先生もおっしゃていました。)


娘への影響

男の子の行動が意図的に行われているなら、厳しく注意することで改善が見込まれる可能性がありますが、今回はそうではありません。

男の子が授業を受けずに教室の外にいたり、娘に向かって暴言を吐いても厳しく注意されていない様子を娘が見て、『男の子がやっていることは、やって良いことなのか?やってはいけないことなのか?』ということを理解できず、真似してしまうようなことがあると困ってしまいます。


また、娘は今回言われた『ばーか、ばーか』という暴言の意味を分からなかったので、特にショックを受けませんでした。もし自分が言われたことの意味を分かっていたら、放デイに行きたくなくなってしまうかもしれません。


逆の立場になることもあり得る

今回は娘より特性が強いと思われる男の子とのトラブルですが、小学校の普通級では逆の立場でのトラブルが起きる可能性があります。

状況判断(空気を読むこと)が苦手な娘が他のお子さんたちの輪に入ろうとして、拒否されて癇癪を起こすことがあるかもしれません。そして、そういうことを繰り返すうちに他のお子さんの保護者が自分の子供に『娘ちゃんとは関わらないようにしなさい』と言ったり、担任の先生に対して『娘ちゃんがいると迷惑だから支援級へ移動させられないか』と言ったりするかもしれません。


不安要素の排除は良い事か?

親としては『子供を守らないと』という思いがどうしても湧き上がってきますが、不安要素を親が排除し過ぎるのも子供のためにならないのではという葛藤もあります。

将来的に娘が支援級に行くことになれば同じような状況になる可能性はありますし、普通級にも(うちの娘を含めて)色々なお子さんがいるので遅かれ早かれ様々なトラブルに遭遇するはずです。そして、そういう経験を通して社会の厳しさやトラブルへの対処を学んでいくのだと思います。

したがって、トラブルが大きくなる前に親が不安要素を排除し過ぎてしまうと、1人でトラブルに対処できない大人になってしまうかもしれません。


でも、やっぱり心配…

もし、また暴言を吐かれたり、それ以上のこと(暴力)をされたら、誰も悪くないと分かっていても黙って見ていることは出来ないと思います。

最終的には、娘を他の曜日に移すか週1回に減らすこともあるかもしれません。


子供のトラブルにどこまで親が介入すべきなのか、いくら考えても答えが見つかりません…