■中村堂 本日のおすすめ
日本出版インフラセンター(JPO)という団体があります。
日本国内で発行されている本に関する情報をデータベースとしてまとめ上げることを目的として、出版インフラの整備・改善を目的として活動していて、出版社、取次、書店などが加盟して運営されています。
「本の総合カタログ Books 出版書誌データベース」は、一般の読者にも開放されていて、様々な書誌情報を見ることができます。
今日は、その内容の更新についての説明会がオンラインであり、参加しました。
いくつかの項目について説明がありましたが、
・「ためし読み」コンテンツの登録
・マルチコンテンツ管理
について、中村堂としても今後対応していこうと思っています。
ちなみに、「マルチコンテンツ管理」とは、元本に、異版(＝判型違い、オンデマンド版)、他社版元刊行分、電子書籍、オーディオブックなどをヒモ付けて、一元的に管理し、本を探している読者に情報を分かりやすく伝えようとするものです。
「本の総合カタログ Books 出版書誌データベース」に関連して書いておくと、このホームページを開けると、最初に「発売日カレンダー」が出てきます。
何月何日に何冊の新刊が出るかということが記録されています。
例えば、2024年3月のカレンダーに出ている新刊発売点数を全部足してみると6,889点で1日平均222点です。
3月8日が月内の最多で、なんと574点の新刊が書店に並ぶことになっています。
すごい数です。
これだけの本が、世の中にどんどん出ているわけです。