即席紙芝居口演 | 紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

紙芝居師なっちゃんの『勝手にご当地紙芝居TOUR in 47都道府県』進行中

鎌倉を拠点に全国で活動しています。
「古事記」「日本書紀」や仏様などをモチーフにしている、日本唯一の『カミサマ紙芝居師・ご当地紙芝居師。
全国ツアー制覇目標に公演中。公演依頼随時募集中!

インド舞踊は奥が深い~
芝居は難しい~

事務所レッスンの帰り道は
いろんな事が頭を巡る…(~_~;)
トホホ(T^T)

インド舞踊は近々、
お披露目出来る予定なので
追々、詳細を
お知らせします(*^▽^*)b

さて。
なかたにんにんの役者・リポーター・紙芝居師への小路 border=
実はもう来週に迫っている
恵比寿での紙芝居口演…d(゜д゜)

今日、図書館で
口演の調べモノと
題材探しをしていたら、

背後から女の子が
近づいて来ました。

名前は「あらん」ちゃん。
5歳くらいかなぁ。

あらんちゃんは
私が紙芝居を
物色してた姿を
見ていたらしい。

あらんちゃんは私に、
「その紙芝居読んで!」
と言って来ました。

お母さんと
妹の「りよん」ちゃんは
別の本を探して
児童書コーナーを
離れているという。

お母さんに
ここで待っているよう
言われたとの事。
淋しかったのかな。

私は勿論大歓迎。

たまたま手にとっていた
日本の昔話を、
あらんちゃんに読み語り。

小声で読んだけれども、
あらんちゃんは真剣に
見てくれました。

そのうち、
あらんちゃんは

「次はどうなるの?」
「きつねさんはどこ?」と
ところどころ
私に質問しながら
徐々に表情もほころび、
楽しんでくれている様子。
私も一安心です。

読み終えて、
あらんちゃんの
幼稚園での出来事や
お昼ご飯、プリキュア、
お母さんとお父さんの話に。

そのうち、
お母さんとりよんちゃんが
(あらんちゃんの妹さん)
やって来ました。

あらんちゃんは
お母さんに抱きついて
完全に甘えモード。

うん(*^^*)甘えたいよね。
お姉ちゃんだけど
一人はやっぱり淋しいよね。

ちょっと困りながらも、
「あら、珍しいねぇ
人前で甘えん坊さんだ」と
嬉しそうな
あらんちゃんのお母さん。

幸せな二人の姿に
泣きそうやった私。

あらんちゃんは

「お母さんとりよんにも
紙芝居読んで!」と。

ベビーカーで寝ている
りよんちゃん。
「りよんにも聞かせる」と
りよんちゃんを起こさず
ベビーカーを
私の方に向けた。
優しいあらん姉ちゃん。

あらんちゃん親子三人へ
即席口演開始。


気がついたら…


びっくり。


あらんちゃん親子の他に
お客さん(?)が
増えていました。
男の子も女の子もいて。
小学生くらいの子も
何人もいました。

彼らのお父さんお母さんが
離れて行こうとしても
私の紙芝居を
見てくれていました。

彼らは
私があらんちゃん親子に
読んでいた紙芝居を
遠巻きから
見てくれていたみたい。
親御さんもその内
足を止めていました。

私が読み終えると
こっそり見てくれていた
男の子が
「終わっちゃった~」
と一言残して
帰って行きました。

その一言を機に
即席口演はお開き。

そして、
あらんちゃん親子と
バイバイ。

あらんちゃんと
お母さんから
「ありがとう」の言葉を
貰いました。

ありがとうは私の方だよ。
ありがとう。
あらんちゃん。
あらんちゃんお母さん。

またひとつ、
嬉しくて大きな出来事を
授けてくれてありがとう。
いやぁ~
幸せだったなぁ~。
嬉しかったなぁ~。

こんなに人を幸せにさせる
紙芝居の偉大さ、
改めて気付かされました。

あんなに硬い顔して
私に近づいてきた
あらんちゃんが
お母さんに
甘えん坊になった。

紙芝居って凄いねぇ。

気がつくと
子供たちが物語の世界に
ひきこまれていく。

紙芝居って凄いねぇ。


そんな紙芝居を仕事に
させて貰える私は
幸せ者や。

よっしゃ!27日、
見て下さるお客さんが
幸せな気持ちになれる紙芝居やるぞーっ('◇')ゞ

と思わずにはいられない。
土曜日の数時間でした。


その後、
事務所レッスンで
自分のダメダメ加減に
一気に↓になる事を
つゆ知らず…(T^T)

嗚呼~
芝居うまくなりたいー
よー。
よー。
旨くなりたいよーーっ(>_<)