福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。
4月28日日曜日。ゴールデンウィーク前半真っ最中です。なお私は、自宅にて5月24日金曜日に行う「第29回 パワハラ防止・解決対応と実践「働き方改革関連法」対応セミナー」の準備中です。今日は、先日パワハラ関連で話題になったアイドルグループNGT48について書きたいと思います。
※スポニチアネックスより引用
山口真帆 卒業発表の場で爆弾発言! AKS社長から“パワハラ”「居場所はなくなった」
4/22(月) 5:30配信 スポニチアネックス
NGT48が21日に新潟市の専用劇場で開いたチームGの千秋楽公演で、昨年暴行被害に遭い、運営側の対応を批判していた山口真帆(23)が卒業を発表した。運営側との溝が埋まらなかったことを明かし「今の私にできるのは卒業発表しかない」と決別を宣言。山口と仲のいい長谷川玲奈(18)と菅原りこ(18)も卒業を発表した。
1月10日の3周年公演以来、101日ぶりに公の場に姿を見せた山口。笑みを浮かべて歌ったが、アンコール終了後のあいさつで「NGT48を卒業します」と切り出した。
手元に用意したのは約1600字に及ぶ手紙。読み上げた内容は48グループ史上最大級の衝撃的なものだった。事件を巡り「(運営会社AKSの)社長からは“不起訴になった。イコール事件じゃないってことだ”と言われ、そして今は“会社を攻撃する加害者だ”とまで言われている」と主張。かねてファンと私的交流するメンバーを解雇し、グループの健全化を図るよう運営側へ訴えてきたが、結論は不問だったことに対し「目をそらしてはいけない問題に対して“目をそらさないなら辞めろ。新生NGT48を始められない”というのがこのグループの答えでした」と訴えた。絶望感を漂わせ「もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまった」と語った。
卒業発表の場で暴露したAKS社長からの“パワハラ”。この主張が事実なら、NGTの存続が危ぶまれるだけでなく、48グループ全体の問題に発展するのは確実。AKSは山口の主張が事実だったかを含め、事実関係を明らかにしていない。ただ、山口の怒りを代弁するように、劇場が入居する商業施設には男性ファンの「ふざけるな、おい!」という怒号が響いた。
山口とともに卒業を発表した長谷川は「本当はもっと頑張りたかった」と心境を吐露。足のケガで一部出演にとどまった菅原は「心の支えになってくれてありがとうございます」と志半ばでの決別に悔しさをにじませた。
公演後、男性ファンの一人は「運営側は(結果的に)山口さんを卒業させる最悪の選択をした」と批判。別の男性ファン(58)は「女の子が企業にこういう追い込まれ方をするのは良くない」と怒り心頭だった。
3人は5月5、6日に行われるパシフィコ横浜での握手会に出席。合同で同18日に卒業公演を行う。この爆弾発言があった中で、他のNGTメンバーと果たして共演できるのか。発言内容の真偽も含めて、事態はさらに混迷の度合いを深めている。
※引用終わり。
正直、アイドルグループNGT48に関しては、有名なAKB48や地元福岡のHKT48含め、興味が無い為わかりませんm(__)m。しかし、社労士と言う立場上、他人事とは思えない事件だと思います。
個人的には、NGT48と言うグループのメンバーの実態は労働者(AKSと言う会社の従業員)だと思います。そんな状況で、パワハラ発生時の初期対応を間違えてしまったのでは?と思います。
また企業として度重なるお粗末な対応が、ネットやマスコミで騒ぎとなった挙句、スポンサー撤退やファンである顧客からの批判等を受けた結果となり、「やってはいけない」悪い対応になったと思います。
またAKB48筆頭に今回のNGT48が行ってる運営方式は、いわゆる宝塚歌劇団方式をアイドルグループに流用したビジネスモデル(事業戦略)だと思われ、成功事例であり、お見事だと思います。
しかし一軍・二軍制度や正規メンバーと研究生等上下関係が顕著で競争が激しい組織では、今回のようなパワハラは多発しているのでは?と私は思います。競争させて切磋琢磨させる目的も理解できますが、常に競争を繰り返すと、パワハラが起きやすいのでは?と思います。いわゆる今回のNGT48のパワハラ事件は、氷山の一角だと思います。
今後、中小企業の労務管理において、上下関係・競争だけでなく、対等な関係やチームとしての協力関係も活かした方が良いと思います。今回の事件は労務管理の杜撰さと、ある意味極度の上下関係とメンバー同士の競争により生じた悲劇だと私は思います。
(労務管理セミナー案内)
5月24日金曜日 久留米にて自主開催・労務管理セミナー「第29回 パワハラ防止・解決対応と実践「働き方改革関連法」対応セミナー」を行います。詳細は、下記リンク参照の上、参加願います。
※第29回 パワハラ防止・解決対応と実践「働き方改革関連法」対応セミナー案内
※写真は先日の飲み会より。博多駅近くの立飲み屋・よかたいです。もつ煮込み・おでん美味しかったです。なおジョッキは、焼酎芋水割りダブル380円です。
以上、福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。
※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)
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ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。

