福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

 

5月8日 割増退職金1000万円42歳早期退職の記事から社労士事務所開業を振り返る。

 

5月8日水曜日。今日は、転職・独立に関する気になる記事がありました。

 

※日刊SPA!より引用

割増退職金1000万円につられ42歳で早期退職したら…

4月19日(金) 15:54提供:日刊SPA!
現在は脚に痛みは残るものの歩けるようになり、休日は一人で自然の中を散策して安らぎを得ているという

「ギリギリ逃げ切れるはず!」。そんな楽観的な見方をしがちな50代だが、少し目を凝らせば、すぐそこは阿鼻叫喚の地獄絵図。「転職・独立」というフロンティアは、弱肉強食の厳しい世界でもある。会社を飛び出した男たちを待ち受けていた運命とは? その過酷な現実に迫る。

割増退職金につられ早期退職するも体はボロボロで離婚
年収650万円→42歳で転落→年収0万円

柿崎貴志さん(仮名・56歳・バツ1)無職
「人と接することが好き」と社交的な性格の柿崎さんは、スーパーマーケットの本部で店舗スタッフのサポートに従事。ところが40歳を過ぎた頃、業界再編の煽りで会社は吸収合併を繰り返し、人員削減のために早期退職の募集を始めた。

「退職金は20年間勤めたことで満額の800万円。さらに割り増しで1000万円。同僚も次々に手を挙げていたし、正直、その額に目が眩んでしまいました」

 一時的に大金を手にした柿崎さんだが、リタイアするには不十分。結局、知人の紹介でスーパーの社員や宅配ずしの店長、コンビニのフランチャイズオーナーなどを転々とすることになる。

「特にコンビニオーナーが過酷でした。アルバイトに欠員が出ると、3日も家に帰れない。おまけに立ち仕事なので、股関節を痛めて、手術することになりました」

 この時、すでに50代。4か月の入院、半年間のリハビリを経て退院するも、コンビニは手放さざるを得なかった。

「それで配送の仕事を始めたのですが、悪い流れは続くものですね……。今度はもう片方の股関節が悪化してしまい、再び手術です。さらに、そんな暮らしに痺れを切らした妻から『将来が不安だ』と離婚を切り出されました。もう引き止める気力も残っておらず、『そりゃ、そうだよなぁ』と黙って頷くだけでした」

 28歳の時に新築で購入した3000万円の一軒家は妻子に渡し、今は家賃3万円のアパートで就職活動を続けている。「人生100年」ともいわれる時代、目先のカネにつられて早期退職すると、長くツラい後半戦が待ち受けているのか。
― [負け組50代]の衝撃 ―

※引用終わり。

 

もうすぐ50歳になる私には、考えさせられる記事でした。また社労士事務所を開業している私は、自営業の難しさを改めて実感しました。

 

私の場合、某大手社労事務所補助員時代、事務所先輩と喧嘩沙汰で解雇され、開業資金すらありませんでした。ただ担当していた顧問先が、「あなたについて行く」と言う言葉で開業を決意したドラマがあります。

 

今振り返れば、事務所を自宅にしたり、一人事務所で行う等経費を出来る限り節減し・固定費を少なくしていたのが良かったんだと思います。また開業してすぐ、労働基準監督署で労働相談員のバイトをしていたのも、収入面や知識・実務のレベルアップで良かったと思います。

 

記事の方は、一見自営業に見えますが、フランチャイズや雇われ店長の立場が続き、実質的な「自営業」では無いと私は思います。いわゆる自分で選択・決断・実行する裁量が狭いのも、年収0万円になってしまった理由だと思います。

 

あと目先の大金より、継続的な収入だと思います。大金も考えずに使えば、すぐに使い果たすと思います。大金も半分は貯金し、半分は投資等で事業継続に使えば有用だと思います。私自身、今後も、一攫千金や大金を狙うより、継続的な収入確保にコツコツ頑張りたいと思います。

 

 

 

 

(労務管理セミナー案内)

5月24日金曜日 久留米にて自主開催・労務管理セミナー「第29回 パワハラ防止・解決対応と実践「働き方改革関連法」対応セミナー」を行います。詳細は、下記リンク参照の上、参加願います。

※第29回 パワハラ防止・解決対応と実践「働き方改革関連法」対応セミナー案内

 

※写真は、地元久留米石橋文化センターです。

 

以上、福岡・久留米ぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用・労務管理・労働トラブル対応の町医者 吉野でした。

 

※お問い合わせや相談したい時は、いつでも下記へ連絡願います。 福岡 久留米 採用と労務管理、労働トラブル対応の町医者 社会保険労務士 吉野正人 移動オフィス 090-2852-9529 (すぐつながります。)

メールアドレス naitya2000@gmail.com

 

ただし労働者側の相談も可能ですが、当事務所は会社側の相談が得意ですので、ご了承願います。 なお労働者の相談は、下記リンクの社会保険労務士をオススメします。

社会保険労務士おくむらおふぃす

 

 

 

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