今日は、東京都庁の面接シートについて、アドバイスです。
(Ⅰ類B 行政一般方式)
面接シートとは、民間企業でのエントリーシート(いわゆるES)と同じです。
呼び方が違うだけですね。
他の公務員だと面接カードと呼ばれることもあります。^^
東京都庁のⅠ類B 行政一般方式 区分は、今年から、面接回数が1回に減りましたね。
その分、面接シートもどこか変わるかと思っていましたが、設問は昨年と変更ありませんでした。
東京都庁 Ⅰ類B 行政一般方式 面接カード
今、こちらから↓ダウンロードできます。
東京都庁の採用ページを読む
東京都庁 Ⅰ類B 行政一般方式 面接カードの設問
1. あなたがこれまで力を入れて取り組んだことについて、取組期間も含めて書いてください。
(3つまで・箇条書き)
2. これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験(1つ)について、あなた自身の行動を中心に具体的に書いてください。
3. 志望理由について教えてください。
4. 東京都に採用されたらやってみたいことについて、具体的に書いて下さい。
5. 職歴
6. 希望する職務分野 2つ
1. あなたがこれまで力を入れて取り組んだことについて、取組期間も含めて書いてください。
(3つまで・箇条書き)
2. これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験(1つ)について、あなた自身の行動を中心に具体的に書いてください。
3. 志望理由について教えてください。
4. 東京都に採用されたらやってみたいことについて、具体的に書いて下さい。
5. 職歴
6. 希望する職務分野 2つ
ちなみに、昨年は表記が無かった注意事項が、最下部にありますね。^^;
※出身学校名(留学先学校名含む。)や、それが分かるようなことは記入しないでください。
この注意事項は、毎年、面接当日に控室で、職員の方から応募者へ向けて説明されていたことですね。
この説明があっても、面接で面接官から「学校名」がわかるような質問を受けていた生徒もいたので、改めて面接官を行う職員向けにアナウンスしているのかなとも思います。
では、以下に都庁の面接カード(行政一般職)について、設問に1つずつアドバイスしていきたいと思います。
1. あなたがこれまで力を入れて取り組んだことについて、取組期間も含めて書いてください。
(3つまで・箇条書き)
自分のどの体験談を使うか、迷う人もいると思います。
そこで、体験談を、図1のように分類してみましょう。
図1
(1)基本的に、使いたい体験談は、図1の①の体験談です。
つまり、高い目標に向かって(A)、かつ、他人と協力した(B)体験です。
こう書くと図1の①の体験談のように
上記(A)や(B)を満たす体験談が3つ無い・・・という学生もいます。
でも、安心してください。
3つ無くても内定している応募者はたくさんいますので。
次に説明をさせて頂きます。
(2)今回、3つ体験談を書けます。
だから次のようなやり方もあります。
・図2のように、体験談①と②をうまく使う。これでも内定できます。
つまり、1つの欄に、①の体験談を書く。
残り2つの欄には、②の体験談を書く、というやり方です。
図2
(3)少し回りくどくなりましたが、^^;
回答3つの回答に①の体験談が無くても内定しています。
そして、中学校や高校の体験談をこの回答で使っても内定しています。
その生徒は、次のような体験談の構成になっていました。
1つが「中学校時代の体験談」
1つが「高校時代の体験談」
残り1つが「大学時代の体験談」
だから、自分の体験談をぜひ有効活用してほしいと思います。
(3つまで・箇条書き)
自分のどの体験談を使うか、迷う人もいると思います。
そこで、体験談を、図1のように分類してみましょう。
図1
(1)基本的に、使いたい体験談は、図1の①の体験談です。
つまり、高い目標に向かって(A)、かつ、他人と協力した(B)体験です。
こう書くと図1の①の体験談のように
上記(A)や(B)を満たす体験談が3つ無い・・・という学生もいます。
でも、安心してください。
3つ無くても内定している応募者はたくさんいますので。
次に説明をさせて頂きます。
(2)今回、3つ体験談を書けます。
だから次のようなやり方もあります。
・図2のように、体験談①と②をうまく使う。これでも内定できます。
つまり、1つの欄に、①の体験談を書く。
残り2つの欄には、②の体験談を書く、というやり方です。
図2
(3)少し回りくどくなりましたが、^^;
回答3つの回答に①の体験談が無くても内定しています。
そして、中学校や高校の体験談をこの回答で使っても内定しています。
その生徒は、次のような体験談の構成になっていました。
1つが「中学校時代の体験談」
1つが「高校時代の体験談」
残り1つが「大学時代の体験談」
だから、自分の体験談をぜひ有効活用してほしいと思います。
2. これまで取り組んだことのうち、成果や達成感を得た経験(1つ)について、あなた自身の行動を中心に具体的に書いてください。
この回答は、設問1の回答の中から選んでもよいです。
面接で使いたい体験談が4つ以上ある人は、優先順位の高い体験談を、この欄でたくさん書くと良いでしょう。
優先順位の高い体験談①や②は、自分も話しやすい体験談であり、面接で自分を助けてくれる体験談です。
(この設問2で、一番伝えたい体験談を使い、設問1で優先順位の低い3つの体験談を書いて内定している人もいます。)
この回答は、設問1の回答の中から選んでもよいです。
面接で使いたい体験談が4つ以上ある人は、優先順位の高い体験談を、この欄でたくさん書くと良いでしょう。
優先順位の高い体験談①や②は、自分も話しやすい体験談であり、面接で自分を助けてくれる体験談です。
(この設問2で、一番伝えたい体験談を使い、設問1で優先順位の低い3つの体験談を書いて内定している人もいます。)
3. 志望理由について教えてください。
(1)これは、次のようにバラバラに考えたいですね。
・ A 公務員になりたいと考えた理由・きっかけとなる体験談
・ B 東京都庁の職員になりたいと考えた理由・きっかけとなる体験談
文量は、AよりもBを書きましょう。
B=Aの人もいるかもしれません。
その場合は、その理由を書きましょう。
全部Bでも、良いです。
そして、もし迷ったら、一度原稿を書いてから、比較をしてみましょう。
わかりやすくなるし、面接のための良質なトレーニングでもあるので、前向きにがんばってほしいです。
(2)都庁の職員になりたい理由は、
都庁の採用ページの「職員紹介ページ」にたくさんの見本があります。
職員紹介ページを読む
各職員をクリックすると、「入都動機・きっかけ/今の仕事」について説明をしてくれている人もいます。
全員ではないのですが、、ぜひ、参考にしてほしいです。^^
4. 東京都に採用されたらやってみたいことについて、具体的に書いて下さい。
この回答も、上記都庁の採用ページの「職員紹介ページ」が参考になります。
(1)その上で、2つ注意点があります。
1つ目が、設問6とズレないことです。
この回答内容が設問6と連動性があることが、まず大事です。
2つ目は、都庁の目標からズレていないことです。
都庁の目標は、東京都庁のホームページで、「東京都長期ビジョン」と呼ばれています。
「東京都長期ビジョン」を読む
(2)特に、東京都庁長期ビジョンの中の、
「8つの都市戦略と25の政策指針」
からズレていないことを書くことがオススメです。
確かに都庁にはこの長期ビジョンに書かれていない仕事もたくさんあります。
ただ、現在、都庁が力を入れている仕事が、この長期ビジョンに書かれている仕事です。
つまり、次のように考えられます。
力を入れている仕事=新人を募集している
力を入れていない仕事=新人を募集していない
表現を変えると、長期ビジョンに関係ない仕事に応募しても、新人を募集していないこともあります。^^;
そういえば、過去にもいました。
文学部の学生が「古文書の管理をやりたい」のようなことを言っていました。
ただ、、、これは、確かに大事な仕事だけど、応募しても新人を募集していない可能性もあります。
だから、「他のやりたい仕事を考えよう」と提案した記憶があります。
基本的に内定スタート面接塾は、リスキーな方法ではなく、
安全路線を進むような対策をアドバイスするので、^^;
やりたい仕事は、この長期ビジョンからズレていないことがおすすめです。
(3)少し不安をあおるような説明になったかもしれませんが、安心してください。
東京都庁長期ビジョンの守備範囲は広いです。
さすが都庁だけあって、
福祉先進都市をめざしているから、福祉系は幅広く書かれているし、
世界をリードするグローバル都市をめざしているから、産業支援や就労問題もケアしています。
本当に色々な仕事ができることがわかるので、ぜひ一読ならずとも、時間があれば何度も読んでおくことをオススメします。
この回答も、上記都庁の採用ページの「職員紹介ページ」が参考になります。
(1)その上で、2つ注意点があります。
1つ目が、設問6とズレないことです。
この回答内容が設問6と連動性があることが、まず大事です。
2つ目は、都庁の目標からズレていないことです。
都庁の目標は、東京都庁のホームページで、「東京都長期ビジョン」と呼ばれています。
「東京都長期ビジョン」を読む
(2)特に、東京都庁長期ビジョンの中の、
「8つの都市戦略と25の政策指針」
からズレていないことを書くことがオススメです。
確かに都庁にはこの長期ビジョンに書かれていない仕事もたくさんあります。
ただ、現在、都庁が力を入れている仕事が、この長期ビジョンに書かれている仕事です。
つまり、次のように考えられます。
力を入れている仕事=新人を募集している
力を入れていない仕事=新人を募集していない
表現を変えると、長期ビジョンに関係ない仕事に応募しても、新人を募集していないこともあります。^^;
そういえば、過去にもいました。
文学部の学生が「古文書の管理をやりたい」のようなことを言っていました。
ただ、、、これは、確かに大事な仕事だけど、応募しても新人を募集していない可能性もあります。
だから、「他のやりたい仕事を考えよう」と提案した記憶があります。
基本的に内定スタート面接塾は、リスキーな方法ではなく、
安全路線を進むような対策をアドバイスするので、^^;
やりたい仕事は、この長期ビジョンからズレていないことがおすすめです。
(3)少し不安をあおるような説明になったかもしれませんが、安心してください。
東京都庁長期ビジョンの守備範囲は広いです。
さすが都庁だけあって、
福祉先進都市をめざしているから、福祉系は幅広く書かれているし、
世界をリードするグローバル都市をめざしているから、産業支援や就労問題もケアしています。
本当に色々な仕事ができることがわかるので、ぜひ一読ならずとも、時間があれば何度も読んでおくことをオススメします。
5. 職歴
(1)この欄は、正社員として働いたことがある方は在職期間を間違えないように書きましょう。
尚、職歴が短くても内定している応募者はたくさんいます。
僕が指導した中だと、地方銀行を1ヶ月で辞めた人も内定しています。
勿論、退職理由は確認されます。
ただ、、、減点するための確認ではありません。
だって、会社を辞めた人がいたら、気になりますよね。
「なんで辞めたのかな~」と。
その上で、できるだけ前向きな回答をしたいですね。
もしブラック企業に居たという人は、そのブラックさがわかるように説明すると大丈夫です。
(2)尚、アルバイトなんですが、
アルバイトは職歴に含まないので、この欄には、正社員の経験のみを記載しましょう。
(1)この欄は、正社員として働いたことがある方は在職期間を間違えないように書きましょう。
尚、職歴が短くても内定している応募者はたくさんいます。
僕が指導した中だと、地方銀行を1ヶ月で辞めた人も内定しています。
勿論、退職理由は確認されます。
ただ、、、減点するための確認ではありません。
だって、会社を辞めた人がいたら、気になりますよね。
「なんで辞めたのかな~」と。
その上で、できるだけ前向きな回答をしたいですね。
もしブラック企業に居たという人は、そのブラックさがわかるように説明すると大丈夫です。
(2)尚、アルバイトなんですが、
アルバイトは職歴に含まないので、この欄には、正社員の経験のみを記載しましょう。
6. 希望する職務分野 2つ
(1)東京都庁の採用サイトにあった参考資料「希望する職務分野」を参照しましょう。
現在、参考資料はこちら↓の下部にあります。
http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/selection/27/section-1b1-documents.html
(2)迷ったら、是非、
「東京都長期ビジョン」や「職員紹介ページ」を読んで、自分の将来を描いてください。
「東京都長期ビジョン」を読む
職員紹介ページを読む
(1)東京都庁の採用サイトにあった参考資料「希望する職務分野」を参照しましょう。
現在、参考資料はこちら↓の下部にあります。
http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/selection/27/section-1b1-documents.html
(2)迷ったら、是非、
「東京都長期ビジョン」や「職員紹介ページ」を読んで、自分の将来を描いてください。
「東京都長期ビジョン」を読む
職員紹介ページを読む
では、もっと説明したいですが、、、
今日はこれくらいで終わりたいと思います。
長文ここまでご覧頂きありがとうございました。
皆さんの内定を応援しています。
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