悪魔の傾聴:実践すると人生変わる | 別居親のママ・ユニコーン

別居親のママ・ユニコーン

2年間の夫婦不仲を経て2023/11に離婚。原因は性格の不一致。
元夫が3歳娘の親権を持つ。
私は近くに住み、共同養育実践中。

新パートナーを探しつつ、株主優待を楽しみながら、いずれ親権を取り戻したい。

Voicyで知った中村淳彦さんの著書です。


この本はすごい。

誰でも書いてることを実践すれば人からどんどん話を引き出せるし、人生変わる。


音声配信のVoicyもおすすめ。

中村淳彦の「名前のない女たちの話」


私はハウツー本をたまに読むが、実践できるものって大概少ないし、あんまり意味ないな、と思っていた。


でも、中村さんはプロのインタビュアーで、聞き出した話を書いてお金をもらってるから、絶対に話を聞き出せる方法がわかる。


誰でも実践しやすいこととしては、3つある。


1、相手の話を否定せず受け止める

2、自分の話をしない

3、相手を無闇に尊敬せず平常心を保つ



当たり前のことしか書いてないかもしれないけど、これ案外実践できてない人が殆どだと思う。



特に2番目の自分の話をしない、ね。


初対面の相手と会話を続けさせようとがんばって自分の話をすると、大抵ラリーが続かなくなって気まずい沈黙が流れたりするよね。


自分の話は、本当に一切しないでください。

相手の話に相槌だけ打って、興味の赴くまま、質問を投げ続けてください。


そうすると、そんなことまで教えてくれるの?!という話が出てきたりする。


人って、自分の話を聞いてもらえるのが本当にうれしい生き物なんだな、と実感できると思う。


私は趣味でダンスをやっていて、ダンスクラブで初対面の人と会うチャンスがとても多い。


また、たまにマッチングアプリで男性と会ったりもしている。


私は自分好みの男性を相手にすると緊張してうまく話せず、舞い上がってろくに会話できないことが多々ある。


30半ばなのに、情けない。


でも、自分の話はしなくていい、相手に質問するだけでいい、と考えると、相手のほうが色々と話してくれるので、心理的に楽だし、相手のことを沢山知れて一石二鳥だ。


この前もダンスクラブで顔見知りだけど話したことはなかった人に話しかけてみた。


すると、その人がダンスを始めたきっかけ、いかにそのジャンルのダンス音楽が好きか、その音楽の歴史まで、情報過多な程に色々と話してくれた。


20分は話してたと思うが、私は自分の話は一切していない。

その人は私の名前すら未だに知らないはずだ。


でも、私たちは共通の趣味の話ができたから、とても有意義な会話ができたと感じた。


婚活でもこの傾聴スキルは大いに役立ちそうだ。

人生のチャンスを広げてくれると思う。


人は誰でも一つや二つ、すごい物語を持っているはずだ。

隠しておきたい過去や、野望まで色々あるだろう。

傾聴力を身につけると、人の深いところまで知ることができるようになる。


傾聴できてないから、当たり障りの無い世間話しかできなくて、退屈な会話になるのだ。


イチオシのすごい本に出会えてよかった。

悪用すると、人間関係が変わってしまう危険性もあると、中村さんは言っている。



これからはこの傾聴スキルをうまく使いこなしていきたいと思う。


人から話を聞くのって、楽しいし、世界が広がるから楽しみだ。