皆様こんばんは☆
４月１日の各企業の入社式内でも、給料UPをサプライズする企業もあり、晴れやかな幕開けとなった新期と思いきや、それと同時に様々な物価が上がった事を皆様もご存じだと思います。
給料がUPしたから。と喜んでいる方も居る事でしょう。しかし、その給料UPが引き金となり物価がまた上昇してしまいました。今回の物価上昇は、続いている円安の原因だけだと思っている人もいるのでは無いでしょうか？
そんな事はありません。円安が続いているのは続いていますが、
円安の推移も２０２２年～２０２３年の中では、高い方なのです。
にも関わらず、物価上昇が止まらないのは何故か？
【要因は円安以外にもある】
国内は輸入商品が殆どです。蕎麦屋さんでもそば粉が輸入品のところが殆どです。
その為、円安になると輸入の商品や原料を使用している商品は値上がります。これは、中学生でも知って居る事ですね。
次に、１度値上げをすれば、なかなか価格を値上げ前に戻す事はしません。（利益が減ってしまうから）
しかし、１社でも安く（値上げ前価格）に戻した場合は、値上げ価格を続けて居る企業は、大きな痛手になってしまいます。
値上げのままの企業の商品は、消費者が見向きもしなくなるからです。
最近で一番分かり易いのは【卵】ではないでしょうか？
鳥インフルも有りましたが、餌代・光熱費等が円安の影響で上昇し、商品の値上げをせざる得なくなりました。
しかし、円安が安定しても値上げの上昇は止まらなかった事は皆様もご存じでしょう。
しかし、円安と言いながらも、ブラジルの養鶏場から卵の輸入をする（ブラジルの養鶏場は日本より衛生管理が徹底している）
事になった瞬間、値上げが止まりました。
ブラジルからの卵は、卵の値上げ前の価格１パック１００円代
で販売しても利益が出るのです（円安なのに可笑しいですよね）
しかし、調子に乗ってしまった卵業者は売上を回復する事が未だに出来ていません。それどころか倒産する企業まであるのです。
それを踏まえて、お話をしますが、今年の値上げでは商品や原料を輸入しているから値上げ。という理由は、通じません。
では、何故値上げているのでしょうか？
１つは、キープしている原料や商品が無くなった。
円安が始まった時に、始まる前の価格で大量に仕入れをし、その商品を円安の価格で販売をして利益を取得していたが、在庫が無くなり、追加輸入をする時に円安の価格になっているのです。その為、円安が原因として価格値上げをしている。
２つは、人件費UP分を商品に乗せている。
今回の値上げは、これが１番の原因です。
政府が賃上げを強要させ、経済連も消費（売り上げ）UPを目的に経済を回す。との理由でこぞって賃上げをしました。ところが、その人件費分の回収を商品の価格に乗せるしか回収が出来ない状態になっています。
病院も、以前このブログに書きましたが、スタッフの賃金UPの為に、初診・再診の価格を値上げます。やる事は同じですが、価格は上がるのです。
運送費も値上げになりました。日付指定や時間指定等高額になります。また、業務系で有れば、荷物の数が少ない場合は運送費プラス数万の運送費が掛かるところもあるそうです。
商品を店舗で購入し、店舗に在庫が無く、メーカー取り寄せになる商品を注文する場合、近々の日を受け取り指定にすると断られる時も有ります。その商品（お客）の為だけにトラックをチャーターする事になりますので、そのチャーター料金をお客が支払うのなら対応して貰える。と思っている方が良いです。
そして、皆様が気になるであろう
これからまだ価格が上がる商品は・・・
４月中～５月上旬（GW当たり）まで
・電化製品
・大型家具
・高級時計
・化粧品
・金・銀・シルバーのアクセサリー
これらは、値上げ幅が大きい値上げになりますので、狙っている商品や買い替え検討をしている商品があるならば、４月の上旬に購入しておく方が良いでしょう。
ちなみに
・書籍
・冷凍食品
も値上げになります。
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