気がついたら爪が巻いていた
前回の記事では私の怪我遍歴について書きました
まだ読んでいない方は先に読んでいただけたら
話がスムーズかと思います
私は足の爪を自分の不注意で剥がした経験があります
玄関ドアの角と足の親指の爪の角が引っ掛かり
そのままテコの原理で親指の爪が全部パカっと剥がれました
ですので爪が全くない状態から
爪が再生するまでひたすら待つだけなんですが
まず爪がないので親指に力が入らない状態がずっと続きます
爪がないと表面を触りたくないので
(とても敏感になっているので触ると嫌な感じがする）
指全体を包帯でぐるぐる巻き
包帯の厚みで足の力を入れるバランスを取っている状態が
しばらくずっと続きます
ある程度経過した途中からは
爪が硬くなってくるのでいいのですが
親指を使わない不安的な期間は
半年くらいかそれ以上はありました
そうなるとどうなるのか
まず得意だった足指じゃんけんが全くできなくなります
グーチョキパーすべて
脳はやりたいと思っているのに
足の感覚がついていけず麻痺している状態
本当は動くはずなのに動けるはずなのに足は反応しない
人間の身体は不思議です
使っていないと動かなくなるのです
ですのでしばらくは自分の手を使って
足指を動かすリハビリをしました
今はだいぶ戻りましたが
やはり怪我前と全く一緒の感覚ではありません
そして月日は経過し
私の爪は気が付けば巻いていました
爪を剥がす以前は全く巻いていなかったのに
痛みはないのですが
明らかに形状が変わっていたのでした
巻き爪を勉強して
巻き爪に関しての講習を受けました
勉強のきっかけはお客さまのためですが
勉強をしながら自分自身にも自問しました
巻き爪の原因は1つではないからです
自問をするにあたり
自分が無意識だったことに意識を当ててみました
そしたら気づいたのです
座っているとき
立っているときも
自分の親指が立っていることを
いわゆる浮き指と言うやつです
おそらく長い包帯生活の中で
爪を使って地面を踏みしめるという行動を長い間しておらず
その感覚がそのまま定着してしまい
浮き指になったんだと思います
無意識と習慣はおそるべしですね
今は自覚していますので
いま指が浮いているとハッと気づいたときは
地面を踏みしめるようにしています
そうなったのには必ず原因がある
巻き爪にかかわらず
剥離や二枚爪
ジェルの浮きなど他にも色々とありますが
その原因が分からなけらば
自分の無意識の行動に目を向けると
その原因となる要因が見つけられるかもしれません
巻き爪ケア
この夏はお客さまのフットケアを
たくさん施術させていただきました
フットケアをしていると
私のように痛くもない
自覚もない巻き爪（予備軍）の多いこと
自覚がなくても症状が出る前にケアをするのが1番です
巻き爪ケアは
私達ネイリストが見様見真似でなんとなく出来そうだからと手をだして
さらに悪化させているケースが多々見られているそうです
その落とし穴に自分が陥ることなく
正しいケアや見極めを出来るように努めていきたいと思う所存です