悲観主義で良い。 | cheryl nail by chiaki shigeta..
これからコミュニティのメンバーと
様々な取り組みをしていきたいし、

個人で新たな活動を始められる方も
いらっしゃると思います。


新たなことを始めるには
相当な覚悟と労力が必要。


私自身コミュニティを始める前の
数ヶ月、一ヶ月、そして直前、

始めようとしていることが正しいのか
この形で良いのか

次々と起こる様々な感情に
心が晴れる日はありませんでした。




ビジネス本を手に取れば

つらつらと並べられている成功の論理に
不安に駆られ、

覚悟を決めた今は
読むべきではないかもしれないと遠ざける日々。


そんな中救ってくれたのは

「悲観主義で論理を詰める」という
楠木建さんの書籍の中のお言葉でした。


―――――――――――――――――――――――

「どうにかなるさ」では「どうにもならない」
 これが悲観主義のスタンス。

 都合の良いことなんてない。

 悲観主義で論理を詰めるということは
「そうなるだろう」「そうなって欲しい」
 という希望的観測と、

「本当にそうなる」ことを区別すること。


 ※抜粋しております
―――――――――――――――――――――――


「どうにかなる」という運に任せた感覚や
「そうなって欲しい」というどこか人任せな
感覚で失敗を重ねてきたのだから、

もしかしたらこの不安は
しっかりと歩んでいる証なのかもしれない。

思い返せば10年前独立をした頃に
こんな感情はなかった。





「始めること」に対し不安の感情を持つことは
自然なことで、

恥じるべき事でも自信を失う事でもない。


その不安はリスクを想定しているからで

リスクヘッジが必要なことは
このコロナ禍で嫌になるほど学んだはず。




夢を描き出すと
「理想」が膨らみ本来の原点を見失う。


その「始めること」を

・本当に必要としている人がいるのか
・なぜそれが必要とされるのか
・どの様に必要な人に届け役立てるのか
・そして自分自身が本当にしたい事なのか

この点は何度も自分に問わなければならない。


ここが明確なのであれば
形はどうあれ、

大きな後悔は生じないのだと思う。



私もまた新たな取り組みを始めていきます。

このコミュニティに向けてのコラムは常に
自分に言い聞かせるためでもあり、

共に歩むメンバーへの意思表明と思い
書いています*・゜゚・*






chiaki