コミュニティをつくった理由 2 | cheryl nail by chiaki shigeta..
コミュニティをつくった
一つ目の理由は、

一人ではでき得ないことを形にし

可能性を広げるためと
前回の記事に残しました。


2つ目の理由も
共通する部分はあるのですが、

未だ先の見えないこの状況を耐え
次世代に夢を繋ぐため。
 

私達は私達の時代を作れば良いだけではなく
次の世代を考える必要がある。

年々深刻になる環境問題は
私達が私達にとって便利であることを
求めすぎた結果であるように、

私達ネイリストは私達ネイリストによって
この業界を、私達の仕事を、
将来的に本当により良いものとなるように
考えられているのだろうかと思った時に
疑問を感じました。


離職率の高さは何を意味しているのだろう。
目先のことだけを見て来たのではないか。





世の中「稼ぐ」ことが全てではない。

それができなくても
心が満たされることは山のようにある。


ただ私は
ネイリストという仕事に誇りを持ち続け、

私が夢見たように
次世代にもこの仕事に夢を見て欲しいという
想いがある。

そのためには
「稼ぐ」ということは
マストになるのだと思う。



いつからか私は
「経営者」であることを辞めていた。

本来個人サロンのオーナーだって
立派な経営者で、

ネイリストだって
歴としたビジネスマンであるはずなのに

これを経営と言えるのかなと
どこかで諦め、

肩書きばかりが浮き足立っているようで
口にするのが恥ずかしくなった。

「やりがい」を語ることで
なんだか自分を騙しているようだと感じていた。


新型コロナウィルスが流行り始め

世の中が一斉に不安に陥った辺りから
ネイリストさんに相談をされるようになり、

見て見ぬ振りをしてきた問題が
浮き彫りになったのだと思った。




今現在業界の主体は
「個人サロン」で、

このコロナ禍もあり
今後数年は変わらないと思う。

そこが主体なのであれば
本来その個人サロンを価値とし
考えていかなければならないはずなのに

その環境はなかなかなく、

様々な配信される情報も
どこか的外れのように虚しい。

そしてこの不安な状況に
情報交換をする場も少なかった。


人はないものを作れる。

ないものを作れるように、
価値も築ける。


だとしたら
そんな場を作らない理由がなかった。


このコミュニティは始まり。

理由は二つと書きましたが、
この二つは様々なストーリーへと繋がっています。


一人では作り得なかったものを
きっと次世代に残せると、

少しずつ確信に変わり始めています。




 

chiaki