2022年3月11日 | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

2022年3月11日。

11年前と同じ、金曜日の3月11日。

南三陸町は、とても穏やかな一日でした。

 

 

傷み、再生する町並みを眺めていた頃は、いやがうえ

にも3月11日が特別な色をしていたように思います。

でも、復旧した町並みを見慣れた私の目は曇り、

つい数日前まで“この日”を意識していませんでした。

 

報道関係者もあまり見かけない、静かな一日。

時折ヘリコプターが上空を旋回する音だけが聞こえる、

あまりにも多くの人々の命日。

献花台に並べられた沢山の花は、白い光を放っている

ようでした。