11年目の解体(南三陸ポータルセンター) | 南三陸町と、『名前負け』するブロガーの日常

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宮城県南三陸町。

大震災からの復旧・復興期を迎えている今、
町はかつての面影を失いつつあります。

そして人々の記憶も失われていくもの。

将来、思い出の補完の一助となれば…。

その願いをもって、私は町を訪れています。

( ;谷)。oO(הללויה)

一昨年の台風19号により浸水した施設、南三陸

ポータルセンターが間もなく解体されます。

私にとっては思い出の詰まった職場。

こんな形で解体することになるとは…。

自然災害、決して侮れません。

 

 

ポータルが建設されたのは2013年。

私が町に通い始めた頃、ここは空き地でした。

過去の写真は沢山ありますが、敢えて振り返りません。

 

 

この辺り、毎朝拭き掃除したなぁ…。

 

人が住まなくなった家の傷みが早まるように、ポータル

も一気に老け込んだような印象です。

 

震災前は公営住宅があったと記憶しています。

周囲の嵩上げ工事が進んだ現在、低地に位置するここに

施設を建てるのは困難でしょう。

※実際に台風の際は本当に大変でした……

 

 

数多くの一般のお客様、学生さんが訪れてくれました。

町の人たちとも沢山交流したなぁ。

解体までのあと少しの間、せめて記録だけは残して

おこうと考えています。