私のO-1ビザ取得までの道 - スポンサー探し -
私のO-1ビザ取得までの道 - ダンス学校の生徒からスタート❤︎ -
の続きです☆
出会ったフォトグラファーの方達にも感謝。ショーやイベントでの写真は資料として提出できます♡
ビザを申請する為にはスポンサーが必要です。
スポンサーはアメリカの会社かアメリカ人(グリーンカード保持者以上)であることが条件です。
移民局に提出する書類では、スポンサーをビザ申請者と呼び、ビザを取得するアーティストをビザ嘆願者と呼びます。
アーティストは、スポンサーにビザを申請して貰う必要があります。
☆スポンサーの条件
- 雇用主となるアメリカの会社
- 雇用主となる個人としてのアメリカ人
- エージェントとなるアメリカの会社
- エージェントとなる個人としてのアメリカ人
スポンサーは直接雇用かアーティストを代表するエージェントとして機能するかのどちらかです。
ビザ嘆願者がアメリカに入国することが出来るように移民局に申し出て、その分野の卓越能力者(アーティスト)として働き続けることを可能とします。
取得したビザは申請したスポンサーの名の元にのみ有効であり、雇用主の元をビザ嘆願者が去った場合はそのビザは無効になります。
また、スポンサーがビザ嘆願者が会社を去った後、移民局にビザの無効を申し立てることが出来ます。
仕事を辞める際には、新しいスポンサーを探し、再度ビザ申請をする必要があります。
※エージェントがアーティストを代表するマネージメント会社の場合、アーティストが所属するエージェントが仕事の契約をするので、ビザ取得後に予定している全ての仕事の日程と場所とその仕事の雇用主の詳細を提出する必要があります。
エージェントが権限を全て持ちます。
※エージェントがビザ申請者としてのみ存在する場合、アーティストは雇用主を何人でも持つことが出来ます。
エージェントはグリーンカード保持者以上の方でしたら、個人でもなることが出来ます。
エージェントはアーティストの雇い主である必要も給料を支払う必要もありません。
アーティストを代表する者として、移民局との書類を受け取るなどのやり取りをするのみです。
ビザ取得後に予定している全ての仕事の日程と場所とその仕事の雇用主の詳細を提出する必要があります。
雇用主からは契約書を取得する必要もあります。
☆スポンサー側からの懸念・質問
- 誰かをスポンサーするとは具体的にどういう意味か
- かかる費用はいくらか
- ビザ申請の為に必要な労力(書類作成や捺印など)はどの位か
☆弁護士による回答
- 誰かをスポンサーするとは具体的にどういう意味か
O-1ビザはアーティストがアメリカに延長して滞在することを可能とし、スポンサーがアーティストに給料を支払うことを可能とする為のもの。
アーティストはプロジェクトごとに雇われることが多いので、書類上の給料はこれから発生するであろうプロジェクトの見積もり額であり、その額を支払わなくてはいけないということではない。
発生したプロジェクトごとに支払いをすれば良い。
アーティアストの個人的な行動における責任は問われない。
- かかる費用はいくらか
会社により費用を持つ場合もあるが、O-1ビザの場合、スポンサーに費用を持つ責任はない。
- ビザ申請の為に必要な労力(書類作成や捺印など)はどの位か
弁護士を雇った場合、全ての書類作成をするのでスポンサーは確認後に了承して捺印をするのみ。
私は、所属したいダンスカンパニーにビザのスポンサーとなって貰う直接雇用でO-1ビザを取得してきました。
同じ雇用主で最大3年有効のビザが出ますが、活動日程を提出する必要のある方は、3年の有効期間を取得するには、3年分の日程を提出する必要があります。
また、同じスポンサーでビザを延長すると最大1年有効のビザしかおりません。
再度、3年有効のビザを取得するには、新しいスポンサーが必要です。
ただし、以前のスポンサーに戻り、新しいスポンサーとして申請することも可能です。
私は、A→B→C→D→CとCに戻りました。
そして3年間有効のビザが取得できました。
スポンサーがいないとビザの申請が出来ないので、今までの実績と同じくらいスポンサーも大切です。
私は今まで快くスポンサーを引き受けて下さる方ばかりにお会いしていて、本当に感謝しています。
推薦状のサインを快く引き受けて下さる方々にも感謝しています。
ビザ取得まで書類を集めたり、スポンサーを探したりと想像すると大変そうですが、ビザを取ると決め、やり始めると結構あっさりと全ての手順を踏み申請まで行くことが出来ます!
1回目だけは少し大変かもしれませんが、その後は慣れますから大丈夫♡
ビザ取得により、ニューヨークを拠点にプロフェッショナルダンサーとして活動できるという人生の選択肢が増えました。
それは、自分に今まで以上の可能性や自由を与えることになりました。
そして、その可能性や自由がその次の可能性や自由を連れてきてくれます。
これからもニューヨークを拠点に、この大好きな街から表現し発信しながら、世界の色々な所からも表現し発信していけるようになりたいです♡
Happy dancing :)