末吉里花ちゃんは、もうこのブログに来ている方々にとっては改めて紹介するまでもないかもしれませんが、私にとってはミステリーハンター仲間のひとりの素敵な女性です。会う前に私が持っていたイメージは「クールビューティ」だったのだけど、会ってみてびっくり、そのクールビューティーがキラキラと時々人懐っこく笑ったりするんです!まずは、迫力のある目を見つめてしまうんですが、よくよく見直してみると、Tシャツからはすーっと細い腕が伸びていて、そこに艶やかな黒い髪が垂れていて、全身スラリとした印象。これはまさしくリカちゃん人形の等身大バージョン!!うひょー。スタイル良すぎ!!!こういうときの私は、異様に男性的な目線でもって興奮、もう釘付け。本気で、羨ましいというレベルを超えていました。美しい。その時、私に出来ることと言ったら「さっすがミス慶応ぅ~、ひゅ~」なんてちゃかすことぐらい。ホント、小学生の少年の恋みたい。あの時の鮮烈な印象が忘れられません。
その、末吉里花ちゃんが、本を出されました。「祈る子どもたち(太田出版)」。このタイトルは、里花ちゃん自身が自ら選んで2004年にクリスチャンとなったことと深く関係しています。ミステリーハンターのお仕事などで訪れた国々で見た、子供たちの真剣に、そして自然に祈る姿に、なんども胸を打たれた里花ちゃん。その子供たちの姿とともに、自ら洗礼を受けようと心に決めるまでの変遷までもが綴られています。本を読み終えた後には、スペインの巡礼路エルカミーノを歩いたことも、洗礼の後に出会う異教徒の人々と心の交流をしていくことも、里花ちゃんが歩くべき道だったんだなぁ、そう言う運命が自然と訪れたんだろうなぁと思えます。
文体にも余計な装飾がなくって、潔く、読者想い。私が、2度目に里花ちゃんに会った時に受けた「優しく純真なイメージ」の謎が解けました。
私はほぼ無宗教、でも、仏教や神道、アニミズム的な考え方が好きだから、多分、そういう古い日本人の心の中にある宗教観を持って世界を旅しているのだと思いますが、キリスト教徒という、よりビビッドな宗教を選択し、世界を旅する里花ちゃんには、明らかに私が感じきれていないものが感じられているのだと思います。それは、これからの世界にとても大切なことだとも思います。そう言うことが気になる方には、是非読んで頂きたい本だと思います。

ねっ、里花ちゃん♪

そして、遅ればせながら、お誕生日おめでとう!!
また、お互いに色んな旅をしながら素敵に年を重ねましょう。

末吉里花ちゃんのブログ:
http://ameblo.jp/sueyoshi-rika/

著書:祈る子どもたち