【ミュージシャン学科】Arts Sonic 2019 | 専門学校 名古屋ビジュアルアーツのブログ

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ミュージシャン学科長の井筒です。

 

先日、名古屋ビジュアルアーツ全5学科が合同で取り組むイベント、

Arts Sonicが開催されました。

 

ミュージシャン学科としては、

・ダンサーと組んだダンスヴォーカルユニットのライブ

・引き語りを中心としたシンガーソングライターのライブ

・ミュージカル公演のバックバンドサポート

・映像作品とコラボしたライブ

・オープニングや転換の音楽制作

など様々な形でこのイベントへ参加しました。

 

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俳優タレント専攻のバックバンドサポート

 

2年生が主軸となり、

ご来場頂いたお客様へ楽しんで頂ける様に、

みんなが全力で望んだイベントです。

 

今年はダンスヴォーカルのチームを大幅に強化するなど、

これまでとは違った新しい一歩を踏み出す事にも挑戦しました。

 

Dahlia

 

みんな自分の限界に挑んだ素晴らしい内容のイベントだったと思います。

皆さん本当にお疲れ様でした。

 

 

僕達講師陣も今年は大きな挑戦をしました。

 

講師によるヴォーカル&バンド&ダンスのユニットを組み、

ゲストとしてイベントのトリでライブを務める、

というプロジェクトです。

 

このイベントの為に詞と曲を書き、

バンドでアレンジしたものに振り付けを行う。

 

パフォーマンスをするミュージシャン学科全専攻&ダンサー専攻、

裏方を務める音響学科に至るまで、

それぞれの仕事で忙しい講師のスケジュールを合わせるだけでも大変な事でした。

 

それでも取り組んだのは、

本番でのミュージシャン学科ヴォーカル専攻主任村屋先生のMCにもあった様に、

半歩でも一歩でもみんなの先を歩んでいる講師陣が、

みんなが歩んだ先にあるものをハッキリと見せる為でした。

 

賛同し今回のプロジェクトに関わってくださった、

全ての講師の方に感謝しています。

 

僕からの紹介で恐縮ではありますが、

今回披露した2曲について、

ミュージシャン学科講師陣の紹介も交えてお話しさせてください。

 

村屋光二先生

 

・1曲目「Best Love Affair」

村屋先生が1つ1つの言葉や想いを大切に紡いだ、

前を向いて歩いてく為のバラード。

 

ライブでは力強いヴォーカルと美しいピアノが絡み合い、

会場を暖かく包み込んでいました。

 

村屋先生は日頃からとても高い熱量で学生の指導をしてくださっていますが、

この曲へも制作の段階から熱い気持ちで情感を込めていました。

アーティストとして目の前の人達へ何を届けるべきなのか、

あの場にいた人達には伝わったと思います。

 

キーボードを担当された島崎先生は、

キーボード・音楽理論・MAと幅広い知識と経験で学生を指導してくださっています。

今回はキーボーティストとして美しい演奏で曲を支えていました。

 

総勢11名によるスペシャル講師ユニット

 

・2曲目「Super Sonic 2019」

Arts Sonicの為に用意した完全オリジナルの詞・曲・アレンジ・振付を、

ミュージシャン学科&ダンサー専攻の講師陣総勢11名によるスペシャルユニットがパフォーマンス。

 

前曲から村屋先生と島崎先生はそのままに、

2ヴォーカル・2ギター・ベース・ドラム・4ダンサーが加わり、

それぞれのパートのスペシャリストが、

夢に向かっていく衝動を表現した圧巻のパフォーマンスでした。

 


まずヴォーカルチーム。


ブラックミュージックをルーツに持つTSUYOSHI先生が加わる事で、

それまでの雰囲気がガラッと切り替わります。

ソウルフルな歌声と力強いフェイクで聞く人の耳を奪います。

 


村屋先生とTSUYOSHI先生による華麗なハーモニーワークと掛け合いで、

会場を一気にヒートアップさせていました。


 


ヴォーカルチームは事前にレコーディングも行い、

入念にそれぞれのパートを作り込んでいました。

お互いがどういう歌詞でくるのか、

どこにハーモニーを加えるかなど、

作品を徹底的に磨きあげるプロフェッショナルな現場です。

 

ギターは荒川先生鈴木先生

荒川先生が確かな音楽理論に裏付けられた美しいヴォイシングをクリーンサウンドで届けると、

鈴木先生は圧倒的なギターソロをハードなサウンドに乗せる。

そんな見事なアンサンブルでサウンドにパンチを与えていました。

 

最も長いキャリアを持つ石垣先生からは、

その背中を見た多くの優秀な教え子が育っています。

それを裏付ける堅実なプレイと、

歌心のある流麗なベースラインで彩りを加えていました。

 

ミュージシャン学科で主任を務めている大野先生がドラムを担当。

ストリートから上がってきたパワフルなドラミングと、

様々なアーティストをサポートしてきたタイトなドラミングが融合したプレイで、

サウンド全体のダイナミクスを作り出していました。

 

そこに最高のダンサーチーム、

RYO-Z

WildTwiggz

TAKUMI

naoki

の4名が加わり、

バンドサウンドにHip Hopの要素をも持った、

あのオリジナルパフォーマンスが誕生したんです。

 

 

さぁ次は来年。

学生達はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、

僕達は何を見せる事ができるのか。

 

来年のArts Sonicでまた会いましょう。