みなさんは野球お好きですか?
投手がボールを投げるシーンを想像して下さい。
野球好きな方は、カーブとスライダーの違いが分かっておいでだと思います。
野球を知らない方は、どちらも同じモノに見ててしまうものです。
キャッチャーは、状況、球種、スピードを理解して受け取らねばいけません。
(違いが分かっている事を「知る」と言います)
今日は「怒る/叱る」のお話
この言葉の違いって何でしょうね?
この言葉は同じですか?
何が違うのでしょう。辞書を引けば分かるでしょうか?
大事なのは「分かる事」と「使う事」
カーブとスライダーの違いが「分かり」、実際に投げて「使わねば」いけません。
辞書を引くのはみなさんにお任せするとして、私(杉浦)の定義は…
「怒ることは一人で出来るけど、叱ることは相手が必要」と言うこと。
それを知ってると、不必要に怒ることがありません。怒る感情は「自分の中にある、理想と現実の乖離(差)に反応する」そうです。
子どもに対して…
コンビニのやる気のない店員に…
交通違反すり車に…
「本当はそうじゃないだろ!」と怒っているのです。
そう、一人だけで……
逆に叱ることは「相手がいないと叱れません」
何の目的(願い)があって叱っているのか、分かっていないと叱れませんね。
違いが分かっていると、無駄に怒らなくて済むのです。(怒った後にドッと疲れる、無駄なエネルギーは使ってはいけません)
しかし私もまだまだ修行中の身。
失投(間違えて投げる事)も多いので、怒っている私を見かけても、温かい目で見守って下さいね。
そうそう「ほめる/おだてる」の違いってお分かりですか?
NPO法人教育心理研究所
自閉スペクトラム症 、AD/HD 、学習症 学習障がい、不登校、学習や生活のしづらさを感じている子ども、高校生、大学生、社会人、保護者のための療育機関です。カウンセリング ソーシャルスキルトレーニング 英検対策 受験対策等も行っております。