小林静観氏が逝去されたとネットに書き込みがありました。
以前のブログで小林静観氏の本から取り上げたことがあったのでまた改めてお伝えします。
人は生まれてくる前に細部まで自分で次の人生を決めて次に生まれ変わるとはっきり書かれていました。その本は小林正観著で「楽しい人生を生きる宇宙法則」というタイトルの本です。
全て決まっているのだから、もがいたりせずに流れに身を任せればいいと書いています。
未来の結果はすでに決まっているので心配することは意味がない。また、その本の文末にQ&Aがあったので抜粋すると。
Q 「未来は生まれるまえからすでに決まっている、というのは本当なんでしょうか。」
A 「未来は、すべて自分のプログラムの中にあって、もともと決まっているんです。ですから、未来に私がどうなるかととか、何とかしたいと思って一生懸命やらなければとか、心配する必要はないんですよね。最終的に選んだ結論が必ず自分の決めてきたものですから。・・・中略
そう思いたくない気持もよくわかります。私も最後まで抵抗し続けたものが、未来は確定的に決まっているという事実だったんです。
どうしても受け入れたくなかったですね。努力すればなんとでもなる、と思っていました。しかし、努力によって何かがなるのではなく、プログラムどおりに淡々と進行するだけであると知りました。」
Q 「それでは自由意志というのはないんですか?」
A 「今、私たちは顕在意識として自由意志を100%手に入れている、といっていいでしょう。どちらも選べます。でも潜在意識では、もうどちらを選ぶかをすでに決めています。だから顕在意識で思うとおりに選べばいいんです。
今私たちは選択肢があると思ったらどのような選択をしてもいいし、それは完全に自分の自由意志だと思ってかまわないけれど、その自由意志によって選んだ瞬間に、その選んだ結果は全部、生まれる前のプログラムどおりという不思議な構造になっているんです。
完全な自由意志はあるのだけれども、実は自由意志だと思っていることは、生まれる前に完全な自由意志で書いているのであって、100%全部決まっているんです。
けれども、顕在意識でものをとらえた場合は、完全に自由意志で選んでいると思っていいんです。この話を受け入れる自由もありますし、拒否する自由もありますが、ただ考えることに意味がないんです。」
と書かれていました。
・・・続く。