観劇記録 ウィキッド | 演劇・観劇……で感激を探そう!

演劇・観劇……で感激を探そう!

ミュージカルやお芝居が大好きです。
ENTRY ACTというところでお芝居の習い事をしていました。(2015.8〜2023.7まで)
このブログは、習ったことを忘れないためと、観たお芝居の感想を残すために書きはじめました。
良かったら覗いてみてください。

演目 : ウィキッド
劇団 : 劇団四季
劇場 : 劇団四季秋
日時 : 2024年1月21日  13:00


観てきました。
まさに
♪この日を待っていた〜🎵


先に観てきた友人が相方さんを動かしてくれたおかげで、チケット確保できました。
あのチケパトの労力って半端ないと思うので、本当に感謝しかないです。しかも一緒に観に行ける‼️

私が1時間開始時間を間違えていたせいで、焦らせてしまい、富士そばでご飯を食べて、急かしてしまった……

お陰で、こんなガラガラの写真が撮れました。
(次に来た時には人で溢れてた)




新しくなってからの四季劇場秋は初めてで、建物の中にあるとは思ってなくて、驚きました。
劇場入口に行くまでに、子供さんが通えるダンス教室とかもあって、なんかすごかった。

そして開場。
まず、一階席から入って全体を見る。
ドラゴン時計なるものが頭上に構えていて、幕にはオズの国の地図。

これがその写真。



それから私たちの座る2階席へ
なんと最前。背の低い私にとって、前に視界がないのがどれだけ助かるか。
冬の観劇の時には必須の、コートを座布団代わりに敷くのも忘れずにやって完璧👌
前の人の動きが気にならないって、やっぱありがたかった。

これが席から見た景色



そして、パンフレットを買ってくれたので、それを読みつつ、始まりを待つ。

この時が一番ドキドキして楽しいの!


配役はこちら







ここからはネタバレ??と、あくまで私の主観なので、知りたくないとか気になる方はスルーしてください。






第一幕

翼の生えた猿たちがワラワラと出てくるけど、その後、魔女が死んだ!という村人たちの声でいつのまにか猿は消えていた。

そして、良い魔女グリンダの登場‼️

下手上から斜め(上手下)に、輪っかに乗って降りてくる。この輪っか、私にはドラゴン時計の振り子に見えたんだけどどうなんだろう。

二幕で、この輪っかの乗り物をエルファバに笑われてるの面白かった。

(後で調べたら、どうやらシャボン玉🫧らしい……)

グリンダ、とても素敵な高音で、可愛かったなぁ。

村人から、『グリンダ様は死んだ魔女と友達だったんだんですか?』と聞かれて『知り合いでした』と答えて、それからなぜエルファバが悪い魔女になったのかについての話が始まる。

緑色の肌で生まれたエルファバ。
父親に疎まれ、車椅子の妹ネッサローズの付き添い役として、シズ大学に入ることになる。

ひょんなことから、人気者のグリンダと寮で同じ部屋になったり……
怒りを表したときに出てしまったエルファバの力。これを見た学長のモリブル先生に「才能がある」と言われ、歌うナンバーが最初のソロ

『魔法使いと私』

ものすごい歌唱力と情熱に圧倒されました!
このエルファバの方、2019年に四季に入って、今回初めて名前のある役をされてるらしいんだけど、まーすごかった‼️

 ♪彼は言うのよ
  「エルファバ、お前は素晴らしい……

のところとか、コミカルで彼女の想像してるオズのの魔法使いを垣間見た気がしたし、認められたことの喜びとか、自分を鼓舞していくのが伝わってきた。

ウィキッドの曲って、結構、間をあけたり、難しいタイミングで歌が始まるんです。
だから、生オケの方が断然合わせやすいと思う。
だけど、小林エルファバは、しっかりアレンジもしつつ、なおピッタリ嵌めてくるのです。ホントにすごい。しかも合わせてくるんじゃなく、勝手にハマるの。すごい自然に。
だから、音源だってこと忘れちゃうくらい。
いつか生オケで聴いてみたいと思いました。

その曲が終わると、そのまま

『大嫌い』

ここで2人の差がみえる。
正反対の2人を声でも表現してる。
グリンダの真っ直ぐ透き通った高音
エルファバの深く沈み込むような低音
ホントに気が合わないのね……。

それから、フィエロとの出会い。

『人生を踊り明かそう』

このフィエロさん。めちゃくちゃカッコいい!
カイサータティックさんとお名前でも外見でもわかるようにハーフでした。スラっとしてて、舞台映えがとても素敵。
もちろんダンスも声も。
これは、2人が惚れるはず!納得です。
フィエロの、やりたいことをやりたい時にやるって良いなぁと思いながら聴いてました。

エルファバもグリンダもそれぞれ出会って一目惚れしてる。でもアプローチのしかたが正反対で。
グイグイいくか、影からそっと見つめるか。

グリンダはとにかく可愛いくて、ワガママで、ほっとけない。仕草も可愛い🩷
絶対、クラスの人気者になるタイプ。
中山グリンダ、めちゃくちゃ好きになりました。

そんな彼女の最初のメイン曲は

『ポピュラー』

これが良かったぁ。中山グリンダはピョンとベッドに飛び乗ったり、とにかく動きが可愛い❣️
この難しい歌を、エルファバの三つ編みをときながら、鏡を手にしながら、とにかく動きながら軽やかに歌う。
自分の容姿に自信があって、素直にアドバイスしてあげてるのねーー。
そして、恥ずかしがりながらも満更でないエルファバもかわいい。

グリンダは自分がその時思ったことをすぐに表現しちゃう。常に人気者でいたいし、手に入れたいものや自分のために動く。
エルファバは自分よりも他の人のことを考えて、最後までやり抜く。
この性格の違いが重なったときに力になるし、どっちにも共感ポイントがあって、たまらない。

それから、フィエロとエルファバが子供のライオン🦁を助けたりして、ちょっと良い感じになるんだけど、エルファバはグリンダへの優しさと自信のなさから、彼を避けてしまう。
そして歌われる

『わたしじゃない』

雨に打たれて歌う姿が悲しさを一層引き立てて。
低い音が響いていました。
しかもこの歌、二幕でグリンダが歌うんだけど、それがまた良い。
結局、2人ともお互いを羨ましいと思って、自信がなくて……
あ、話が逸れた。

それから、オズに会えることになり、グリンダと共に希望に満ちて歌う

『エメラルドシティ』

そして、オズの魔法使いの真実を知り、闘うことを決意するエルファバの代表曲

『自由を求めて』

彼女の
恐怖や迷いを抱えながら決意していくまでの思い
決意して飛び立った時の真の強さ
あの「大空高く舞い上がるの〜♪」
迫力と威厳に圧倒されてまくった。

あそこで一幕が終わるのは、当然と言えば当然なんだけど……
涙は止まらないし、一幕終わって席から立ち上がれなかった。
本当に小林 美沙希さんはすごかったです。



そして二幕についても書きたかったのに……
グリンダの幸せを自分に言い聞かせていく

『この幸せ』

のこととか
エルファバの恋する可愛いところとか
ネッサローズの悲しい結末とか
そして、大好きな

『あなたを忘れない』

とか。


でも、とりあえず、二幕は割愛します。
理由は記憶が定かでなくなってるからです。




知ってる(歌ってる)曲が多かったのはすごく大きいと思うけど、それにしても、めちゃくちゃ感情移入して、泣きまくった作品でした。

相方さんが「すごい良かった。また観たい」と言ってくれたの、嬉しかったなぁ。
なので、ウィキッドは、わたしの友達みんなに観てもらいたいです‼️
(あと、レミゼとエリザベートも……)


中途半端な感想で悔しいですが……
載せないのはもっと悔しいので


勇気を出して、残そうと思います。
いつか、ちゃんと二幕埋めたい。