「うらなら」巡りを楽しむ。 | なごみカルチャー

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永年培ってきた「伝統文化の知恵と工夫をいまの暮らしにー」をテーマにしてイベントやセミナー、講習会を行っています。その内容を楽しく伝えていくブログです。


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最近、奈良へ行く機会がやたら増えた。もちろん仕事である。月4、5回というペースでもう2ヶ月が経つ。

近鉄奈良駅の近くにある、有名な奈良まち地域の地図が頭に入ってきた。町家カフェもここの数年で増えた、と聞く。楽しい人たちが思い思いの発想で町家を変えていっている。

古いモノを残しながら、新しい感覚を取り入れて形を成している。それらが増えて新しい街を創りだしていく。京都とは違う、奈良独特のまちが生まれつつあるような気がする。

奈良、といえば誰もがイメージするのが大仏さんに奈良公園と鹿。もちろん神社仏閣に仏像などなど世界遺産の宝庫である。奈良は、日本の歴史を振り返るには欠かせない博物館のような所である。

その奈良を表にしたなら、当然、裏の奈良があるはず。あまりにも表がドデカ過ぎるので、うらが霞んでいる。きっと表を支えた「うら」が頑固に存在するであろう、と歩き回っている。些細なことを探して歩いている。

出会う人が、すべて私より若い人ばかり。それも20、30代。彼らこそが、新しい奈良の魅力を再生しようとしている。それを「うら」という表現をつかっている。「うらなら」探しで奈良通いが続く。

歩いていると、歴史遺産を見上げて先人の力を目の当たりする。
"なんでこんなものが考えられたのだろう"。と思いながら携帯カメラでパチリしている。