こんばんは。
ムカチャッカファイアーなＡ型作業員です。
今日は朝から
本社でお菓子の箱折りでした。
あー、もうすぐ６月か
うちがＢ型作業所になるのも
あと一か月後くらいなんだなーと
５年前、ここに来てからの
過去の思い出に浸っていると
職員同士が
「利用者のＴくん、今日、今からくるらしいよ」
と
連絡のような会話をしはじめて
「ほんとあの子、毎日、何しにくるんだろうねｗｗｗ」
みたいな感じで
盛り上がっていました。
Ｔ君というのは、僕の２年くらい後輩で
入ってきた時は
超がつくほど陽キャなイケメン利用者だったのですが
なんか、人生について深く悩んでしまって
今では、入院してる障碍者よりボロボロの状態になり
うちの作業所にも
働きに来るというより、薬飲んで寝に来るだけみたいになった
もはや、どう接したらいいか、わからない子なんです。
つかまあ、気持ちはわかるけど
本人は、必死なんだから
「何しにくるんだろうねｗｗｗ」って、草生やして笑うことは
ないだろう？
ほんと、うちの職員は
ここしか、作業所を知らないから
利用者なんか、使い捨てにしたって
どんどん入ってくるんでしょ？みたいな考えなんですよね。
T君が元気で使えた時は
「Tくん！Tくん！こっちもお願い！」て
猫なで声でコキ使って
病んで使えなくなったら
「なんで来るんだろうねｗｗｗ」
だもんな。
まあさ、
１００歩ゆずって
Ａ型作業所なら、それでもいいだろうよ。
こんなん、普通のバイトみたいなもんだからな。
でも、あんたら
Ｂ型作業所になったとき
同じやり方で、やっていけると、思ってんの？
今より、重病な利用者を受け入れるであろう将来に
人間としての、最低限のやさしさも持ってない職員で
何が対応できるっていうのでしょうか。
「脅す」と「いじめる」しかスキルのない連中に
Ｂ型の職員なんて出来るわけがない。
そんなことを考えながら
１５時まで
僕は、お菓子の箱を、折り続けました。
あれだなぁ。
うちも、この分だと
B型作業所になったところで
２年も、持たないかも、しれないなぁ。
仕事終わり
帰りに寄ったラーメン屋「本郷亭」で
お気に入りのラーメンとキムチごはんをいただきながら
更に考えました。
社長が考えている、B型作業所
市内で一番きびしくて、稼げるB型。
しかし、他所のA型作業所が、存続する限り
うちみたいなＢ型作業所に、誰の需要があるというのだろうか？
だれも来やしないのでは、なかろうか？
そんなことを考えながら
僕は熱い麺を、すすり続けました。
