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名古屋の鈴木のブログ

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 あこがれの人は浅田真央と言う中井亜美。トリプルアクセルをひたすら頑張り、ミラノ・コルティナオリンピックの舞台で2本、完璧に着氷し、実を結んだ。

中井がこの先、浅田真央の後継者を名乗っていくには何が必要か、どこを磨いていくべきか書いておきたい。(以降、浅田真央→真央表記)

 まずは真央の代名詞、トリプルアクセル。真央は徹底的にこだわり跳び続けた。たとえ、跳べなくなっても跳び続けようとした。このこだわりを中井も持ち続けていってほしい。真央がなぜ、そこまでこだわったのかと言うと、同じ名古屋のレジェンド・伊藤みどり(以降みどり表記)がそうしてたからだ。真央のあこがれの人はみどりだった。みどりは最後まで跳び続けた。みどりから真央へ、真央から中井へ・・・トリプルアクセルは脈々と受け継がれていくのである。(もちろん、中野友加里や渡辺倫果ら、他にも多数の選手が跳んでいるが)

ぜひ、1大会3本を目指してほしい。1本は連続ジャンプにしなければいけない。真央はセカンドジャンプがダブルトーループだった。中井にはそれを上回るトリプルトーループを跳んでもらいたいものだ。後継者と言っても、真央とまったく同じではダメ、真央の技術を上回らなくては。

真央の偉業を超えてこそ後継者と言える。渡辺が実現させたが、全日本選手権という国内大会だったので記録に至っていない。ISU公認の国際大会での達成が中井の目標となる。

 アクセル以外のジャンプと言うと、真央はルッツジャンプでエッジ違反が多く、一時は試合で跳ばなくなった。ループは得意だがサルコウはほとんど跳ばなかった。このようにムラが多かった。

中井にはぜひ、他のジャンプにも力をそそいでまんべんなく跳んでもらいたい。

 が、トリプルアクセルが跳べるだけでは浅田真央の後継者の称号はあげれない。真央にはトリプルアクセル以上に、その他の面で大きな魅力があった。それは・・・

          つづく

 (今回、最後の写真のコメントも重要な情報だよ。下の方も終わりの終わりまで目を通してくださいね)

 

 中井亜美はフリー終了直後、指を頬について小首をかしげた。その表情がなんともキュートで話題沸騰となった。中井が子どもの頃に通っていたリンクの脇には、小首をひねるポーズ写真を撮るコーナーが設置されたそうだ。

本人によれば、けっこうミスしちゃったので、得点、どうなるのかな? と思っていたらしい。

そのこと自体が驚愕に値(あたい)する。普通の女子選手なら、4分間も演じれば、息も絶え絶えに苦しい表情になるのを我慢して笑顔で挨拶していて、アップアップで何も考えられないものなのだ。

それが滑った直後に、得点の行方を気にするだなんて、ものすごい体力ではないか!

中井はリンクを上がるときにもカメラ目線で笑顔を見せ、ハートマークをつくった。自然な笑顔、自然体の行動・・・、いかにも現代っ子らしいしぐさだった。

 スタミナ十分、笑顔で楽しんで滑りきった。緊張も無し、自然体のままトリプルアクセルをショート、フリー1回ずつ、計2回跳んで完璧着氷した。フリーのトリプルアクセルGOEは1.71も高得点が加算された。

 2人のマオが中井の支えになっている。無論、浅田真央と島田麻央のことだ。バンクーバーオリンピックでの真央の演技を観たのがスケートを始めるきっかけ。いまでもあこがれの人で、全日本選手権でも、会場に真央が来ていることを知ったとたん、驚きの悲鳴と歓喜の声を上げた。推しを見つけてはしゃぐJKそのものだった。

そして、中井は島田と同世代だった。同じ17歳で、オリンピック出場&入賞&銅メダルは島田より先に行けたが、中井にとって島田は目標そのもの。

「自分に足りないものをたくさん持っていて、自分も成長できた」 切磋琢磨するライバルでもある友人だ。来シーズンは島田もシニアに上がる。シニアの舞台で、マオアミの時代をつくっていけたらいい。

 今回のフリー、基礎点が80%に減点されるアンダーローテーションと言う回転不足が2つ、トリプルフリップは踏切り違反、スピンでひとつレベル3と、取りこぼしやミスが多すぎた。フリーだけでは9位という低さだった。演技構成点も伸びしろたっぷり、課題がたくさん残った。

3月の世界選手権で、もっと良い結果が出るように、帰国したらすぐに練習再開だね。

中井はこれまでの多くの天才スケーターたちとは違って、練習は自主的にコツコツやっていくタイプだそうで、それは良い性格だ。もう浮かれてないでリンクにもどって、世界選手権への準備はバッチリだよね? 期待してます

 

笑顔で演技

 

リンクを降りて靴の刃のカバーを付けているときもカメラ目線で

ピースサイン

カメラに向けて笑顔をふりまく余裕ぶり

 

銅メダルとわかってアリサ・リュウと抱き合う中井。アリサも自分のことのように喜んでくれている

 

グランプリファイナルですでに会っていて、実はもう親密な関係なのだ。だから、抱き合って喜び合うのも自然な感じだった

 

 

 

 

 

 

 

 坂本花織が自分の性格や人となりを自分自身でしっかり理解した瞬間がある。己を知ることで坂本はぐ~んと強くなった。それは2022年のグランプリファイナルである。

2020年~2021年シーズンに入る以前の坂本は2017年の四大陸選手権で優勝はしているものの、そのほかの主要な大会は4位、5位、6位など、いまひとつパッとしない成績だった。

が、前回オリンピックシーズンである2021年~2022年シーズンは飛躍のシーズンとなった。オリンピックは個人銅メダル、日本選手権は3年ぶりの優勝、世界選手権でも初めて勝ち、世界女王になった。それだけに、いわゆる燃え尽き症候群のようになり、翌シーズンは前半、なんとなくズルズルと参戦している感じで戦っていた。目標を見失った小鳥のように。

そのシーズンのグランプリファイナル、そう、先に書いた2022年のグランプリファイナル、結果は6人中5位。日本女王が、そして世界女王がぶざまな試合をおこなった。坂本はショックのあまり大泣きに泣いた。悔し涙を流したあと、心機一転、心を入れ替えた。己を見つめ直したのだ。

自分は確かな目標を掲げてやらないとモチベーションが下がる一方なんだと、やっと気づいたのだった。

そこで坂本は世界女王の座を死守することを最終目標にした。すると、練習もいっそう身が入ったし、成績も上向きだしていった。まず、日本選手権を優勝し2連覇、代表入りを一発回答して気合は上向きに上昇、そして世界選手権を2連覇することができた。

女子シングルシニアカテゴリーのエースという自覚を持った坂本はそこから常勝娘になった。

2番でもいいやという弱い心は消えた。翌2023年~2024年シーズンは坂本の全盛期シーズンだ。グランプリシリーズは2連勝で満点ポイントを獲得、ファイナルも優勝し、完全優勝。全日本は3連覇、世界選手権も3連覇した。チャレンジカップなど含めて6戦全勝という輝かしい成績を残したのだった。

翌2024年~2025年シーズンに入るとき、坂本は目標を2年後のミラノ・コルティナオリンピック個人金メダルとした。そのための準備期間として、この1年は苦手なルッツジャンプの克服、タンゴリズムの習得など、2年かけての挑戦に挑んだ。なので、成績は若干、落ちた。グランプリシリーズは制するものの、ファイナルは3位だった。が、代表入り一発回答は卒なくこなして全日本4連覇した。世界選手権はアリサ・リュウが復活し、女王の座を明け渡した。が、2位にとどまって、3枠確保の責任は果たした。

そして今シーズン、ファイナルは3位、日本選手権は5連覇、代表入りオリンピックの切符を手に入れて金メダルめざしてミラノ入りしたのだった。金メダルが目標だったから、アリサに持ってかれた直後は悔し泣き、でも、目標を団体個人銀メダル以上と自分で宣言していたことも思い出して笑顔をとりもどしたのだった。

 マスコミは、これで坂本の演技は見納めのように描いている。坂本自身もこれで現役終わりのような発言・・・、

おいおい! まだ世界選手権が残っているぞ!

代表なんだから、最後まで責任持ちなさいよ!

忘れてたんじゃないだろうな! と思わせるような最近の発言、それは、オリンピックのフリー演技、ひとつのミスで優勝を逃した、とても満足できない、世界選手権に出てみたくなったな・・・と。

つまり、世界選手権は棄権するつもりでいたということ。で、ここにして出場するか迷っているらしいこと。

さんざん、これで見納めのような発言してたから、いまさら、もう一回、大会出させてくれませんか? は厚かましいか・・・? とか思ってない?

そんな遠慮など必要ない。出るんなら出るべきだ。しっかり来シーズン3枠確保して、後輩へのお餞別とするべきだ。引退するなら、それくらいの責任、果たしなさいよ!

中井亜美がやってくれそうだから? それはわからない。オリンピックで躍動した中井と千葉百音の2人が世界選手権も調子が良いとは限らない。何よりも坂本がいたから伸び伸びと演技できたようなものだから。

が、一方で、1カ月も切っているのに出場を迷っていることが心配。この文章の前半に書いたように、坂本はモチベーションをつくるのに時間のいる選手だから、出ることになっても、ピークをつくることができるのか・・・中途半端が一番いけない・・・坂本の性格を考えるとそこが心配なのだ