平野美宇(後)にいく前に前回紹介したTリーグ女子ファイナル・ビクトリーマッチで敗れた早田ひなの心境は?
それはあまりにも不可解だった。エイトオールから美宇ちゃんのサーブ。これがサーブミス。9-8になって圧倒的有利に立ったはずなのに、続く美宇ちゃんのサーブをレシーブした球をフォアクロスされ、これに左手が届かなかった。ナインオール(9-9)になったが、ここから早田に2回サーブ権、早田有利に変わりはない。ミドルに向けたサーブは美宇ちゃんのすばやいバックドライブで一気に早田の左へクロス。反応が遅れたのか、再び、左手届かず。これで美宇ちゃんのチャンピオンシップポイント。
が、ここで、再び同じコースをサーブする早田。同じ格好で高速レシーブ、バックドライブは3たび早田の左! 今度は届いてラケットに当たるも、球はコートとは反対の左方向へと弾き飛ばされていった・・・
同じようなコースを3回連続反応できず? あの早田が・・・である。
このときの心境について早田はコメントしていないようだ。試合後のコメントは二つも負けて悔しさいっぱい、また来シーズンに生かせたらということと、ファンへの応援のお礼だけだった。まあ、言い訳しない性格なのだろう。
だから早田の心境はわからない。相手がサーブミスという凡ミスをしたからと言ってラッキーと思うような選手ではなかろうし、単純に動揺したとも思えない。なにせ、百戦錬磨の早田ひななのだ。
読みを間違えて立て直す前に終わってしまったのか? 修正能力だって高いだろうに・・・。あと3ポイントで試合が終わる終盤だったことで、修正するのに足りなさ過ぎたのか? また、美宇ちゃんの最後の球はストレートで、クロスを予想していたために反応できなかったのか?
3回連続でフォア(早田の左側)を狙われ、それらすべて反応できなかったことは、自分としてもあまりにもふがいなくて、何も言えない状態だったか・・・。
でもこの事実が実際に起こったということは、卓球の恐ろしさを見せつけられた思いである。卓球は流れが大事。流れに乗った者が勝つ、美宇ちゃんは見事、乗って自分のペースに持ち込めた、それが美宇ちゃんの勝利を生んだとも言えよう
次回の平野美宇(後)は、ファイナルとはまったく違う内容です。ファイナルの話はこれで終わりです





































