演技力について 3 演技力にも歴史的発展がある | 名古屋の鈴木のブログ

名古屋の鈴木のブログ

ブログの説明を入力します。

(前回のつづき)
 1970年代の名優たち、TBSドラマ「ありがとう」に出演されている皆さん、滑舌が良かった、間(ま)が良かった、さすが! と思わせた。
が、それだけだったのだ。
考えてみれば、この2点、演技・お芝居の基本中の基本だ。
辛らつに書けば、そんなことは俳優としてできて当然で、特に褒められるまでもないこと。
もちろん、大変な努力をされているから、まったくの失礼な書き方・言い過ぎではあるが、このあとの論述をわかりやすくするためとご承知を。
 つまり、現在の俳優女優子役さんたちにはあって1970年代当時の俳優女優子役さんたちにないものがあるということ。
 「ありがとう」に出演していた方々、皆さん、大御所と呼ばれるほどの実力なはず。なにより、視聴率が良く大人気となったドラマなのだ。
だから、当時としては優れていたのだろう。演技力の力量にも歴史があり、時代があるということだ。当時の水準としてはテレビドラマとしては良いように見えたのだろう。
 それで、現在の水準から見たら物足りなく感じてしまうのだ。
  では、現在はどうだろうか。そこから演技力とは何かを探ってみよう
      つづく