世界ジュニアフィギュアスケート選手権がおこなわれ、島田麻央が優勝、昨年に続き、2年連続世界ジュニア女王に就任した。
佐藤有香、安藤美姫、浅田真央、村上佳菜子ら、たくさんの日本人選手が世界ジュニア女王に就任しているが、2年連続は日本人女子で初。史上初めて。
浅田真央が2005年に世界ジュニア女王になって、その栄光を引き下げて同年シニア・デビュー、ロシアの有力選手イリーナ・スルツカヤに勝利しグランプリファイナル優勝するほど、鮮烈にシニア界を席巻した。それなのに、翌年の世界ジュニア選手権にエントリーして世界ジュニア選手権2連覇を狙いにいった。
が、その野望は砕かれた。2位に終わったのだ。それが真央の最後のジュニア大会だった。
島田麻央は今大会フリー、トリプルアクセルはステップアウトしたものの、続く4回転トーループはきれいに着氷、2位に大差をつけてショートプログラム2位から逆転優勝した。218.36点。
真央でさえできなかった野望を島田は成し遂げたのだ。
あこがれは浅田真央。あこがれを追い越す快挙だった。
なお、他2人、上薗恋奈は銅メダル、櫛田育良は5位入賞だった。これにより、来シーズンも3枠を維持した