島田麻央 Jrグランプリファイナル2連覇 挑み続けた同一演技内3A&3Trも大舞台で初めて成功 | 名古屋の鈴木のブログ

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 ジュニアグランプリファイナルでは女子シングルで島田麻央が日本勢初の2連覇を達成した。ショートプログラムで2位スタートした島田はフリーで、昨年から取り組んで1度もまだ成功していないトリプルアクセルと4回転トーループの同時成功に挑んだ。2つともきれいに着氷、軸も回転もしっかりした美しいジャンプを決めた。GOEも高くもらって、歴史に残る1ページとなった。特に4回転トーループのほうは2.17点もの大きな加点だった。
日本勢初の大技、本人悲願の目標達成となった。

以上がトリプルアクセル

以上が4回転トーループ


ループジャンプがひとつシングルになってしまった以外は完璧、スピンもすべてレベル4、軸がよくできた安定感あるスピンだった。

リンクに上がる島田


 キスアンドクライで得点が出ても顔色変えない島田だった。

一瞬、ほほ笑んだ・・・

 

 目標は優勝、まだひとり残っている。韓国の辛智娥がオオトリ。フリーの得点がはるかに届かず、島田の逃げ切り、取材エリアで結果を知って、やっと安どの笑顔となった。
 ジュニアグランプリファイナル2連覇。連覇は初。日本勢女子で2回の優勝は安藤美姫以来2人目。太田由希奈、浅田真央、村上佳菜子が1回ずつ、優勝している。
 島田麻央、ジュニアに上がって国際大会8大会全勝! 国際大会に強い島田は代表として頼りになる存在だ。外国人のファンも増えただろう。日本にマオシマダあり! と有名になることはジャッジたちにも良いアピールとなる。フィギュアスケートは採点競技。有名な選手ほど有利な競技だからだ。Maoという名前もレジェンドと同じ名前と憶えられて有利だ。お母さんの命名が利いている。
(浅田真央にあこがれた母親が同じ名前を娘につけた)
 次戦は全日本選手権。全日本はシニアの大会なので、フリーの演技時間は3分30秒から4分に伸びる。でも元気な15歳はスタミナも武器にして中学生日本女王を獲りにいく