マルチタスクは意外に非効率

 

ちょっと時間が

あいてしまいましたが……、

 

前回のブログで

「頑張るのではなく、
 頑張れる環境を作ることが大切」
というお話をしました。
 
じゃあ、頑張れる環境とは
どんな環境なのか。
 
集中できる
環境を作ること
だと思っています。
 
私の場合、
いくつもの案件が
同時に動いている
ことが普通です。
 
組織にいた頃は
プレイングマネージャー
のような立場だったので、
常に10個ほどのタスクを
抱えて動いていました。
 
「マルチタスクで働ける人が
 仕事ができる人」
 
当時は社会的に
そんな風潮があって、
ちょっと悦に入って
仕事をしていた気がします。
 
でも、米国の研究によると、
マルチタスクは
シングルタスクに比べて
生産性を40%も
低下させるそうです。
 
あれもこれも、
同時に作業をしていると、
タスクを切り替えるたびに
余計なエネルギーがかかり、
無駄な時間が発生します。
 
優先順位を考え、
集中して1つの仕事を
終わらせるほうが
結果として効率的
なのだそうです。
 
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一点集中するには、

必要のないものを

徹底的に排除する

 
とはいえ、
情報過多の時代…。
 
パソコンの前に
座っているだけで
メールやチャットなど
情報が次々に入ってきます。
 
ゾーンに入れないというか、
なかなか集中できないなと
悩んでいたら知人から
言われました。
 
「忙しいを解決するには、
 結果につながらないタスクを
 徹底的に排除すること。
 今日、何を捨てる?」
 
「今日、何を捨てる?」
の言葉にはドキッとしましたね。
 
(余談ですが、
 人を動かすには
 こうしたインパクトが
 必要なんです)
 
それから、毎日3つ
何か捨てることにしました。
2週間ほどですが
今も続いています。
 
 
 
最初に捨てたのは
情報の入口であるメールです。
 
調べものをしていたとき、
とりあえず登録
したメルマガや
 
セミナーに参加したら、
いつの間にか登録されていた
サブスクのメールなど、
 
必要のないメールがたくさん
届いていたんです。
 
今も必要のないものは、
登録解除していっています。
 
 
 
足すのではなく、
引く思考
 
一点集中するためには、
いらないものを
とことん削ぎ落とす。
 
足すのではなく、
引く思考は、
趣味の茶道に
通じるものがあります。
 
さらに言えば、
 
「一期一会」の
言葉のごとく、
今、この瞬間に集中する。
 
捨てなければ
得られないものが
あることを実感しています。
 
今年もあと1ヶ月。
今年のうちに
捨てられるだけ捨てて、
 
来年はより集中した環境で
仕事に取り組みたいと
思っています。
 

今日も最後まで読んでくださり

ありがとうございましたビックリマーク