ベジタリアン会食のご予約をいただきました。
スペシャルゲストは
ベジタリアンの第一人者、おからこんにゃくの発案者、蒟菜の岡田哲子さんです。
岡田さんとは、昨年青森市のホテルで行われたベジタリアン昼食会
菜食健美
のイベントで初めてお会いしました。
岡田さんプロデュースの完全菜食ランチの中、エスニックサラダとフレッシュジュースのプレゼンをさせていただいていたのです。
そのころ。。。といっても１年前ですが、沢山の人前で話したり、調理するのはそのイベントが初めてでした。緊張するし、どこ見ていいかわかんないし、落ち込んで帰った記憶があります。
そして。。私、野菜好きだけどベジタリアンではないので(肉も魚も大好き)、野菜多めで・・や、野菜メインでのオーダーはよくいただいていたのですが、完全菜食宴会は初めてでした。
もちろんだし汁も、かつお出汁も、もちろんコンソメやお肉の出汁もＮＧ。
ベジタリアンといっても沢山の種類があるんですよ～。
ヴィーガン(東洋)が取らない食べ物を三厭五葷（さんえんごくん）と言います。
三厭(肉・鳥・魚）五葷(ネギ・にんにく・にら・らっきょう・あさつき）を食べないベジタリアンです。
今回は卵(有精でないもの)と、乳製品は使えたので幅広いお料理ができましたよ～。自分の中でもとっても勉強になりました。
ニンジンときゅうりのラぺ。レーズンの甘みと、オリーブオイルの香りがいい感じです。
グレープフルーツと、塩こんぶのサラダ。
かんきつ類を取り入れるようになったのは、アシスタントを務めさせていただいている、リールの堀さんのおかげ。堀さんのお料理は、かんきつ類や、ハーブを取り入れるのがとてもうまく、調味料をほとんど使わないので、ホントに勉強になり、身になってきました。感謝です♪
旨みの頼りは、こんぶとシイタケ。動物性の旨みが使えないので、野菜の力を最大限に活かします。
切り干大根のオムレツ。中には具だくさんの出汁の旨みたっぷりの切り干大根の煮物を。
つくね芋の磯辺揚げ＆おから蒟蒻のカツレツ。オカラ蒟蒻を、生姜、出汁、お醤油、きび砂糖で煮込んでから衣をつけて揚げるとホントにお肉みたいなんです。
野菜たっぷりの中華風煮込み。野菜と厚揚げがたーっぷり。
オカラ蒟蒻を１回冷凍すると、食感が鶏肉っぽくなるのです。知らないで食べると肉だと思って食べちゃいますよ～。
きのことお豆のチーズリゾット。出汁をたっぷりときかせて、キノコ３種類と塩豆を使って旨みをだしました。コクを出すためにチーズもたっぷりめに。
最後はブレンドしたハーブティーを。
夜だったので、ぐっすりリラックスしてお休みいただけるように、カモミール、ペパーミント、レモングラスを。
岡田さんにお褒めの言葉もいただき、ホントに感激です。
最近、効能を理解して作ることを心がけてから、ますます料理が楽しくて仕方がないです。
お料理ってホントに幸せ。
お料理させていただける幸せに感謝です。
明日はベジめし。。
お料理教室です。
お楽しみに～。