1321)茨城の消えたローカル私鉄(3)鹿島鉄道-3 霞ケ浦と筑波山を望む名所 浜~玉造町で | 千葉の鉄道、そして Now & Then

千葉の鉄道、そして Now & Then

.                                                                                       

1319)の続きです。

 

 1991年2月の鹿島鉄道2回目の訪問、小川高校下から移動して 霞ケ浦湖岸に位置する八木蒔駅で下車しました。さて霞ケ浦バックのポイントは無いか?と探しますが、自分の立ち位置が湖面と同じ低さなので、ちっとも湖面を見渡せるところがありません。

 それでは高みに移動せねば・・と急いで玉造町駅方へ坂を登りカーブする地点を目指しました。

 途中に「浜」という小駅の脇を急いで歩いてゆきましたが、今思うと、浜駅の情緒も捨てがたいもので、撮らずに先へ進んでいったことが悔やまれます。このときは、またここら辺に来ることがあるだろうな・・とばかり思っていました。
 

 以下、浜~玉造町でしばらく粘ります。ここは湖岸の平地から丘陵部に移り変わる地点。

 

 1991.2.26 7:59 上りのKR502石岡行き 玉造町~浜 

 このKR502は 早朝に石岡→常陸小川で乗ったものが鉾田から戻ってきたもの。

 ↑の奥の方に玉造町という駅があり、拠点駅のひとつでした。逆光なのにここで撮ったのは・・・

 

 振りかえって上りを後追い撮影すると、バックに霞ケ浦と筑波山が画角に入るから・・・なのですが、車体の大きさの吟味がアンチョコで失敗。必死で歩いてきてすぐの撮影なのでした。八木蒔下車時刻からまだ14分、よく速く歩いたものだ(ってあとで思いました)。このあと列車間隔が大きく空くので。

 

 

 8:32 浜のすぐ東あたりを走っています。ここから 玉造町に向けて築堤のカーブをかけ上がります。

 下りキハ714+キハ712←石岡方 

 714はもと夕張鉄道のキハ251、712はもと三井芦別鉄道のキハ102。

 

 ああ~ここはパラダイスだ、ひなが半日ほどここらでのんびり過ごしたい、そんな居心地のいいところでした。先頭のキハ714は もと夕張鉄道で、ヘッドライト脇のタイフォンがありません。

 

 キハ714+キハ712←石岡方 同じ下りの後追いです。

 手前の712の車内はクロスシートのままで、前面窓からすけて見えます。

 714も S49年の鹿鉄入線時はクロスシートでしたが、S52年5月にロングシートに改造されたそうです。

 

  8:58 上り後追い キハ711+キハ713←鉾田方 玉造町~浜で。

  キハ711は もと三井芦別のキハ101、キハ713は同キハ103です。

 

 今度こそ筑波山バックで、と思ったら、おやおや影落ちで泣き!!

 

 次のショットを拡大してみました↓

 

 

(以下、続きます)