なぎぶるのブログ～book diary～ -3ページ目

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14Nov
- 627冊目( ͡° ͜ʖ ͡°)
  なぎぶる、カレーはそこまで好物ではありませんが、カレーと一口に言っても最近は色々なんですねぇ【ヴァン•ショーをあなたに】近藤史恵/東京創元社“シェフは名探偵”シリーズ第二弾。前回の第四弾【間の悪いスフレ】同様7つのエピソードがあって、今回一番心惹かれたのは〝天空の泉〟。南仏のレストランで名物のトリュフオムレツを食べながら繰り広げられる日本人男女の会話が、大人の複雑さを含んでいてとても良い『秘密があって真似ができないのなら、まだあきらめがつくけど、全部教えてもらったのに再現できないのは、とても悔しいですよ。自信喪失します』トリュフオムレツのレシピの話ではあるのですが、料理の奥深さのみならず、人徳にも通じる言葉ではないか…と感じました。両方とも、一朝一夕で成し遂げられるものではなく、相応の時間と鍛錬が必要になるのでしょう。なぎぶる
11Nov
- 626冊目( ͡° ͜ʖ ͡°)
  前回のブログで、先週メンタルヘルスマネジメント検定II種（ラインケアコース）を受験したと書きました。合格祈願に向かったのは、乃木神社と氷川神社御利益もあってか、当日元気なコンディションで受験できましたし、まだ結果は出ていないものの、勉強してきた成果は出せたと思います【間の悪いスフレ】近藤史恵/東京創元社下町のフレンチビストロを舞台にした“シェフは名探偵”シリーズ第四弾。第一弾〜第三弾は未読ですが、近藤史恵さんの小説は好きですし、第四弾はコロナ禍や物価高など近年の世相が反映されているとのことで興味を持ちました。7つのエピソードのうち、〝知らないタジン〟が一番印象に残りました。モロッコではタジンは蒸し料理、チュニジアではチーズの入ったキッシュのようなオムレツを指す言葉で、チュニジアとモロッコはどちらも北アフリカの国だけれども全く共通点のない料理を同じ名前で呼ぶことから、どちらかのタジンしか知らない人も両方知っている人もいて、そこから起きるちょっとしたシチュエーションが描かれています。先日知人と都内のアフリカ料理屋さんに行った時に、広大なアフリカの各地域の料理を一括りに“アフリカ料理”と言ってしまうのは、和食中華韓国料理をまとめて“アジア料理”としてしまうのと一緒だよね〜という話をしていたのを思い出しました。☟店内の様子“シェフは名探偵シリーズ”はドラマ化もされているみたいなので、チェックしてみますなぎぶる
- 625冊目( ͡° ͜ʖ ͡°)
  この秋はメンタルヘルスマネジメント検定II種（ラインケアコース）の勉強を頑張っていました。無事受験も終了【エッセイストのように生きる】松浦弥太郎/光文社寝る前にその日の「良かったこと」3つ思い出して記しておくことが、自身の快眠や幸福感に繋がり、エッセイの種にもなる、という考え方が、ちょうどメンタルヘルス関連の知識に触れていたタイミングで印象に残りました。今日のなぎぶるの「良かったこと」3つ年末調整の申請を終えることができた韓流ファンで湧き上がっている映画館の雰囲気が面白かった暑すぎる秋の気候のせいで発育異常となっている大根の写真を友人から見せてもらいながら、異常気象について語り合った「良かったこと」3つを記したので寝ますなぎぶる
01Nov
- 624冊目( ＾∀＾)
  【今日のおやつは何にしよう】益田ミリ/幻冬舎文庫2ヶ月後は元旦ビックリ〜:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):今年3冊目の益田ミリさんのエッセイです『時間をつぶす、という言い方はずいぶん前からしなくなった。予定と予定の間もまた人生の一部分。一刻たりとも無駄にしたくないという意味ではなく、つぶすという表現は悲しい。』なぎぶるは“予定と予定の間”に燃えるタイプなので、すごく共感。待ち合わせ場所近くの話題のスポットに行ってみたりカフェを探したりそこで本を読んだり。本のタイトルにちなみ、昨日食べたおやつなぎぶる
28Oct
- 623冊目( ◠‿◠ )
  💙珍しい青い薔薇💙【おまえの代わりなんていくらだっている覚悟の仕事論】坂上忍/新潮新書自分の代わりなんていくらだっていることは言われなくても百も承知なのですが、会社で一番不思議なのは、誰の代わりでもいくらだっているという事実。“この人だけはいなくなったらまずい”と思う人ですら、いなくなっても職場は回る未だになかなか衝撃の真実です2021年まで女性の同僚が圧倒的に多かった中、昨年からオジサンたちとお仕事をご一緒する機会が増え、タイトルに引き込まれる形でこの本を読みました。おかげさまでイケオジに恵まれた社会人生活を送れていますが、甘えすぎず時間と礼儀を守る重要性を改めて実感できる1冊でしたなぎぶる
22Oct
- リブログ記事622冊目(*^ω^*)
  シャインマスカット狩【獣の夜】森絵都/朝日新聞出版およそ3年半ぶりの森絵都さん。緊急事態宣言中に森絵都さんの【できない相談】を読んだこと（リブログ）、覚えています( ^ω^ )【獣の夜】では7つの短編小説を楽しむことができ、うち3編は緊急事態宣言下の日々がベースとなっています。森絵都さんの文章は今回もしなやかでした。『必然に抗い、偶然に乗ずる。それが生き方の鉄則です』初めて降りた井の頭線沿いの池ノ上駅で偶然に乗じて飲んだコーヒーなぎぶる
15Oct
- 621冊目( ´ ▽ ` )
  夏、グアムで見つけたウクレレ売り場【アロハ 90歳の僕ゆっくり、のんびり生きましょう】高木ブー/小学館なぎぶるもウクレレを約5年間習っていて、更に出身大学も同じであることを最近知り、親近感を抱いている高木ブーさん。今年90歳を迎えた高木ブーさんの伝記でありウクレレへのラブレターでもあり、ザ•ドリフターズ全盛期を知らない平成世代も楽しめる1冊でした。お仕事仲間やご家族が高木ブーさんへ想いを綴っているコーナーもとても温かく『ウクレレは「心臓にいちばん近い楽器」とも言われている。ハワイ語の「アロハ」には、相手に真心を伝えるっていう意味合いもあるんだよね。心臓の近くで弾くから、音にのせて「アロハ」って呼びかけている気になれるし、聞くほうも「アロハ」って呼びかけられている気になれる。』なぎぶるは“持ち運べる楽器をやってみたい”という気持ちから、手軽で楽器の中ではお安かったウクレレを習うことになったので、高木ブーさんがウクレレの魅力を愛を込めて言語化してくださったこの本を読むことができて嬉しかったです♪( ´▽｀)なぎぶる
12Oct
- リブログ記事620冊目( ^ω^ )
  リブログした長谷川義史さんの絵本の“絵”がとても凝っていて奥深く、今回も実際に串かつやさんのカウンターに座っているような気持ちで絵に没入しました【串かつやよしこさん】長谷川義史/アリス出版きっと、人が好きで串かつが好きでお店を始めたよしこさんの営業ストーリーが絵本になっていました^_^写真のお店は花金に食べに行った飯田橋の焼肉屋さんなぎぶる
10Oct
- 619冊目(๑╹ω╹๑ )
  【世界でいちばん透きとおった物語】杉井光/新潮文庫電子書籍化絶対不可能!?“紙の本でしか”体験できない感動がある！と帯に書かれていたのが気になり手に取った結果、まさにその感動を味わうことができ、大満足の読書体験でした。刺激的な驚きをもって読み終えた今、大変興奮しています今年の読書の秋にオススメするならこの1冊で間違いないでしょう“紙の本でしか”体験できない感動に酔いしれた3連休、偶然、スクリーンでもアナログな愛の物語を堪能しました。建築関係の仕事で手作り模型にこだわる男性と、想いをそっと日記帳にしたためる女性の恋愛模様からはスクリーン越しに体温が透きとおってくるようでした。おいしいホットコーヒーを飲みたくなる映画（観た方には伝わるはず）で、普段アイス派のなぎぶるも思わずホットをチョイスした昼下がりとなりましたなぎぶる
04Oct
- 618冊目(๑╹ω╹๑ )
  ようやく秋めいてきた10/1（日）、代々木体育館で男子バレーを観戦しました打力の強さやスピード感を生で感じることができて嬉しかったです【ぼくがラーメンたべてるとき】長谷川義史/教育画劇『同じ時間の中で、穏やかな時間が続いている人もいれば、とんでもない目にあっている人もいる。（略）今を考えるときに、横の時空での想像力も持たなあかんと思って描きました。』という長谷川義史さんのコメントを読んで気になった絵本内容はむしろ大人向けで、現在の世界情勢を鑑みると、今この瞬間の“横の時空”には爆撃音が響いている可能性もあります。なぎぶるが最近同僚たちと語らいながら食べたラーメン。“横の時空”にも少しでも光が差していることを願うことしかできません……なぎぶる
24Sep
- リブログ記事617冊目（＾Ｏ＾）
  まだまだ冷製パスタがおいしい2023年残暑厳しい9月下旬この夏はカルボナーラ専門店にも行きました【美しいものを見に行くツアーひとり参加】益田ミリ/幻冬舎文庫なぎぶるが20代（まだ終わってないけど）で最も美しいと感じた景色はフランスのモン・サン・ミシェル˚✧₊⁎❝᷀ົཽ≀ˍ̮ ❝᷀ົཽ⁎⁺˳✧༚同じ景色を見ていても人はそれぞれ違うことを考えている、ということが切なさと共に語られることが多いように感じますが、なぎぶるにとってはその違いこそが面白い『日々の暮らしの中では、自分の立ち位置を把握しておかなければならない場面がたくさんある。いや、ほぼそれで日常ができあがっているのかもしれない。発言も行動も、立ち位置なくしてはひとりよがりとなる。その立ち位置は、目に見えるものではないから非常に複雑で、考えれば考えるだけ疲れもする。しかし、モンサンミッシェルからの平たんな眺めは明快だった。自分の居場所が一目瞭然。ああ、気持ちがよかった。いい景色だった。』モン・サン・ミシェルを見た益田ミリさんはこんなふうに考えていたんだなぁと知ることができただけでも一読の価値があるエッセイでしたなぎぶる
20Sep
- リブログ記事616冊目( ͡° ͜ʖ ͡°)
  上半期おつかれさま会（リブログ）から束の間。。。あっという間に9月も折り返し…!!!全く秋めいてきませんが、クラフトビールとシカゴピザとプリンがオススメ、というお店で残暑払いしてきました【たゆたう】長濱ねる/角川文庫長濱ねるさんがヒロインを演じられているドラマ“ウソ婚”を毎週楽しみに見ていますこのエッセイを読んで、ドラマで演じているヒロインと長濱ねるさんはよく似ているなと勝手に感じました。ハマり役です『温かい人や言葉に思いがけず出会ったとき、いつも、ドラマみたいだなと思う。セリフみたいな言葉や善意に触れると、現実がこんなに優しい世界なはずがないと疑ってしまうから。』すごくよく分かる誰かの優しさに、ドラマよりドラマ、のようなトキメキを感じることがあります。自分も少しでも誰かの“ドラマ”になれたら良いなと思いますなぎぶる
14Sep
- 615冊目♪(´ε｀ )
  マイクロネシアモール（グアム版イオンみたいなショッピングモール）にてpizza【人はいつでも、誰だって「エース」になれる！心とからだが輝く72（ナツ）の言葉】（著）夏まゆみ（絵）アランジアロンゾ/ビジネス社6月に逝去された夏まゆみさんの特集を金スマで見て、図書館で予約した本です。72の言葉のうち、“経験は免疫力”というメッセージが最もグッときました。『近道ではなくあえて遠回りすること、あるいは寄り道をおススメします。なぜなら、遠回りや寄り道をして、知識だけでなく身をもって体験することによって得られるものこそ、人間にとって非常に大事なものだからです。』なぎぶるも近道やショートカットに興味はなく、そもそも急ぐという行為が苦手なので…これからものんびりと脇道を楽しんでいきたいですね〜なぎぶる
03Sep
- リブログ記事614冊目( ^ω^ )
  エッグスンシングスグアムでも大行列のため、開店時間に合わせて朝食をいただきました【私たちの世代は】瀬尾まいこ/文藝春秋2035年、15年前のコロナ禍初期に小学3年生だった少女2人は、ディスタンス世代・マスク世代・家庭教育世代などと括られながら、不器用に社会と繋がってゆきます。今から12年後の2035年、なぎぶるは40代になっています。もし会社勤めを続けていたら、この物語の主人公2人と同じ時に少女時代を過ごした誰かと出会い、一緒に仕事をする日がくるでしょう。ディスタンス世代・マスク世代というワードは妙にリアルですが、そういった大きな主語で彼らを語らず、互いにゆっくり話ができる日が楽しみだったりもするのです。なぎぶるも、職場で出会った人生の先輩たちに、他愛もない話をたくさん聞いてもらっています。自分が聞いてもらう側から聞く側に周るタイミングで出会う世代が、ちょうど【私たちの世代は】の少女2人の年代の子たちかもしれないと思いながら読み進めていました。そんなふうに感じる自分が少し不思議でもありましたね『今は外出禁止も自粛もルールもない。いつ外に出るのか。何をするのか。自分で決めなければ、永遠にタイミングは来ない。』2年半前、瀬尾まいこさんのエッセイを読んでいて、載せている写真が出社時にテイクアウトしたお弁当（リブログ）気兼ねなく会社近くのランチに繰り出せるようになった今を、存分に味わいたいですねサムギョプサル定食、おいしすぎましたーなぎぶる
01Sep
- 613冊目♪( ´θ｀)
  グアムでのモーニング20タイ系列のホテルに泊まりました【幸せについて】谷川俊太郎/ナナロク社谷川俊太郎さんが幸せについて言葉で探られた1冊『英語ではラッキーとハッピーは違うはずだけど、日本語だと両方とも〈幸〉の字が付いてくるから、同じようなもんだと思ってしまう。でも幸運は神頼み、幸福は自分頼みなんだよね。凄腕のギャンブラーはそのあたりの使い分けが上手いんだろうな。』言葉のプロによる言葉の分解や解釈は非常に興味深く、その過程を読み進めること、これも1つの〈幸〉だと思うのですなぎぶる
23Aug
- 612冊目( ◠‿◠ )
  Hard Rock Cafe Guam【うたわない女はいない】働く三十六歌仙/中央公論新社働く三十六歌仙による短歌•エッセイ集主題は女性の労働です。『本当はただ単純に、誰かに必要とされたり必要としたりして生きていたい。例えば、植物が生えて、鳥が木の実を食べて、糞をして、また植物の種を遠いところへ運ぶ。そんな風にささやかな役割を果たし、ただ循環したい。手足を伸ばして、ただ存在としてありたい。時々考える。それだけのことが、とても難しい。』誰かにお願いしたりお願いされたり、誰かの頼みを聞いたり聞いてもらったり。便宜を図ってもらうこともあれば、自分からさっと気の利いたアクションを起こすこともある。そんな循環の輪を実感できるようになったのは、ここ最近だなぁと感じます。社会人になってからおよそ5年半もかかるのですから、たしかに“とても難しい”。でも、これは長い時間をかけて体得してゆく感覚で、だからこそ有り難みが染みるのかもしれません。輪を乱さず調和を保ち、若手と言ってもらえる間は循環の元気印でありたいと思いますなぎぶる
15Aug
- リブログ記事611冊目( ´ ▽ ` )
  【怪物】（脚本）坂本裕二（監督）是枝裕和（著）佐野晶/宝島社文庫是枝監督作品はなぎぶるにとって良い意味で難解で、映画で解析できなかった部分への理解を深めたく、ノベライズを読みました。一番気になっていたラストの少年2人の生死についてはノベライズでもはっきりした答えは明示されていないと、なぎぶるは読み取りました。きっと、観る者•読む者に解釈を委ねるスタイルなのですね。あらゆる物事や感情は多面的であり、どの面から捉えるかで様相は全く異なります。ある人にとっての怪物は別の誰かにとっては天使かもしれないし、私にとっての天国が誰かの地獄にもなり得るということを、【怪物】は知らしめます。帯通り、“圧巻の人間ドラマ”を文章でも堪能できました以前読んだノベライズ【もっと超越した所へ。】をリブログなぎぶる
13Aug
- 610冊目( ^ω^ )
  ベネッセハウスミュージアム見学【ホテル•カイザリン】近藤史恵/光文社やっぱり近藤史恵さんの小説は面白いと改めて感じた短編集でした。読みながらゾクっとした感覚を味わうのが基本ベースでありつつ、異国情緒漂う小説が2編（フランス&モロッコ）挿入されているのも良バランス『人の心はどこに落ちているのだろう。努力すれば手に入るのか。まじめに勉強すれば成績のようについてくるのか。ぼくにはわからない。』なぎぶる
29Jul
- 609冊目(๑╹ω╹๑ )
  女木島映画座レトロでステキ【ここは負けても死なないテーマパーク】エミリン/宝島社エミリンチャンネルのファンで、中でもエミリンがディズニーランド（シー）で遊んでいる動画がとても好きです年齢も1つしか変わらないエミリンのこれまでの人生や考え方を知ることができて、身近なお姉さんのお話を一緒に楽しく飲みながら聞いているような気持ちで楽しく読みました親近感抜群の1冊でしたなぎぶる
28Jul
- 608冊目♪( ´θ｀)ノ
  🎹20世紀の回想🎹@女木島直近で聴いたピアノリサイタルはこちら【プレゼント】（著）スペンサー•ジョンソン（訳）門田美鈴/扶桑社《602冊目》《603冊目》に引き続き、スペンサー・ジョンソンさんの著書を読みました🎁“プレゼント”とは過去のことでもなく未来のことでもない　“プレゼント”とは現在（present／プレゼント）の瞬間ことなのだ！🎁英語のpresentには現在という意味もあるなぎぶるもこの夏、そして20代のpresentを楽しみたいなぎぶる