インテリア学校に通い始めてすぐに気づいたことがあります。
それは・・、多くのクラスメート達と自分の好みが違っているということでした。
ほとんどの人達が、モダンなインテリア、すっきりとしたインテリア、
カッコいいインテリアを好んでいるように思いました。
では私はとういと、重厚なクラッシックなインテリアや
ロココ調のインテリが好きか?というと
そんなことはないのですが・・・、
でも明らかに系統が違っていました。
これまで、テーブルコーディネートやお花、紅茶、料理、美術
など生活芸術よりの習い事をいろいろしてきて、
そこで出会った人たちとインテリアの好みや趣味が合うことは
まあまああったように思います。
でもインテリア学校では、なぜか同じ趣味の人に出会わない。
言い換えれば、趣味の習い事で出会った人たちは
インテリア学校には来ない・・・。
よくわからないけれど、
なんだかそんなことに漠然と気づいたりもしました。
で、結局、今になって思うのは、
習い事の世界って感性、センスが求められるんだろうと思うんです。
一方、インテリア学校で習うことって、
知識と技能なんですね。
もちろんインテリア好きな人たちが集まるわけだから、
センスの良い人はいっぱいいます。
でも、インテリア学校で学ぶものはセンスではない。
知識と技能、そして計算。
当然と言えば当然なのかもしれません。
センスって試験やテストで測れるものではないし、
学校で簡単に教えてもらえるものでもない。
では、後付けできないかといえばもちろんそんなことはなく、
経験や、年をとるごとに磨かれていくものでもあると思います。
何が言いたいかというと、
インテリアにはセンスと計算(知識&技能)の両方が必要だ、
ということが言いたいわけなんです。
センスが良いだけでもダメ、
知識や技能があってもそれだけでもダメ
なんじゃないかな、と・・・。
しつこいようですが、
インテリアはセンス+計算です。
センスは良いのになんとなくインテリアがまとまらない、
すっきりとお部屋は片付いているけれど、なんか味気ない、
そう思うことはありませんか?
ちょっとした工夫であなたのインテリアは
もっと素敵になりますよ。