続・・・弟 | 凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

凪の時間 (滑膜肉腫と共に)

高校1年生の時に滑膜肉腫を発症した息子の記録です。
約6年の闘病生活。転移、所術は数知れず。
亡くなる瞬間まで生きることに全力を傾けた息子の生の姿です。
2023.11.19以降は、母の想いを綴る独り言日記に変わりそうです。

 

生きていました。

 

急性大動脈解離でした。

 

トラックの運転中に激痛に襲われ、トラックをわきに停めて、自分で救急車を呼んで、代わりの運転手の手配をし、姉に連絡を入れたみたいです。

 

飼っているワンコとニャンコは、お友達が預かってくれるそうです。

 

入院は2、3週間らしいです。

 

移動できそうになったら、家の近くの病院に転院する予定です。

 

おバカで、父母を苦しめた弟ですが、身内がどんどん旅立っていく中、これ以上お見送りをしたくないという気持ちが強かったです。

 

一時はとても憎んだ弟でしたが、それでも「生きる」ってことに意味があるのだと実感しました。

 

まだ全てを許せたわけじゃ無いけど、それでも生きて欲しかった。

 

巻き込み事故にもならなくてよかった。

 

誰にも迷惑かけなくてよかった。

 

散々迷惑かけて来た弟だから。

 

今、真面目に生きていることが両親への償いだから。

 

もっともっと生きて償ってもらわなきゃ。

 

ご心配をおかけしました。